これは書くべきか迷ったのですが、やはり文章にして残しておこうと決めました。

 

我が家の愛犬テッドが4/7に13才になりました。人間でいうとかなりなお年。そして誕生日の前日の朝、いつも私が起きて2階から降りてくると嬉しくて飛びついてくるのにその日はゆっくりと歩いてくるだけ。具合が悪いのかな、でももしかしたら仮病かなと家族で話していました。というのも以前に仮病を使ったことがあるとてもお利口な?テッドなのです。その時は毎日来客が多くあまりかまってあげられない日々が続いた時でした。ある日テッドは足を引きずるように歩き出したのです。その日はずっと引きずるように歩いていたので、骨が折れているのか、痛いのかと心配になり病院へ連れて行きました。血液検査をし、レントゲンを撮ってもどこも異常がなく、獣医さんが「テッド、歩いてごらん?」と言ったらいきなり普通に歩き出した!そして「走って!」と言うと走り出した!これにはびっくりな私たち。でも獣医さんは「怒らないで。もっとかまってあげてください。」と。そんなことがあったので今回も少し様子を見ていました。が、時間が経つうちに床にずっと突っ伏しているようになり、これはやはり病気かもということで急いで病院へ連れて行きました。するとなんとお腹の中で出血しているとのこと。

 

緊急手術を要するということですぐに手術。そしてわかったことは脾臓からの大出血でした。前日まで普段通りとっても元気に走り回っていたのに。手術後は安静にしていてその後、薬をもらい家に帰ってきたテッド。私は予定を全てキャンセルしてずっとずっとテッドの側にいました。けれども日に日に弱っていくテッドを見るのは本当に悲しい。人が来ても吠えないし、ほとんど寝ている状態。今までがあまりにもアクティブな犬だったので、たった数日でこの変わりようはショックとしか言えない状況でした。手術の後に摘出した脾臓の結果が出て、やはり予想どおり、がんでした。次のアポがある日の前々日、急に立ち上がりフラフラと歩きながら私がいたキッチンに来るとそこでベターっと倒れました。まるで氷の上で滑ってしまったように。。。。病院へ連絡するとすぐに連れてきてくださいと。娘と二人ですぐに連れて行きました。するとやはりまた出血。今度は肝臓からも。すぐに点滴をし、2時間後にまた来てくださいと言われました。

 

心が痛くて痛くて夫も帰ってきて次女と3人でどうすべきかを話し合いました。もう家には連れて帰れない、これから様子を見て輸血をすることはできる、でも輸血は危険が伴う、輸血をしたからと言って治るわけではない、今夜、病院で過ごしてそこで私たちがいない間に息を引き取る可能性もある、などをドクターから説明された私たち。

 

次女は動物が大好きでいつも動物の気持ちを考えているような性格ですが、その次女が「テッドが痛い思いや苦しい思いをしていると思うと心が張り裂けそうだから、楽にしてあげようよ。」と。夫も私もそれが確かに一番良い方法ではないかと話していたので、そうすることにしたのです。でも問題は長女。長女にテッドが具合が悪いと伝えたのは5日前。電話口で泣いている長女をなだめ、1年もテッドに会ってないという長女に「テッドはきっと良くなって待ってるから。」と言っていた私。私たち3人でその決定を下した時間は、カリフォルニアは午前3時。どんなに電話をしても出ない。でも待っているわけには行かず、結局また病院に戻り、ドクターにその旨を伝えました。するとドクターも「わかりました。ではテッドとたくさんお話してくださいね。」と部屋を用意してくれました。私たちが先にその部屋に入り、テッドが連れてこられました。もう立てなくなってしまったテッド。次女の腕に頭を乗せて、私たち3人を交互に見つめるテッド。なんて可愛い、何て愛おしい。テッドの前では泣かないと決めていたので明るくたくさんテッドに話しかけました。でも涙は止めどなく溢れてくるのです。

 

私は「テッド、私たちのところへ来てくれて本当にありがとう。とっても楽しい12年間だったよ。テッドは私の人生で最初の犬、そして最後の犬よ。」と。そして長女の代わりにもテッドがどれほど長女にとって重要であったかを話しました。1時間近く話してから眠るように息を引き取るテッドの側にずっとずっとついていました。抱きしめてキスをしてさようならを言えました。

 

私たちはこの犬の十戒を全部守ったと誇りを持って言えます。

 1. 私と気長につきあってください。
(Give me time to understand what you want of me.)
 2. 私を信じてください。それだけで私は幸せです。
(Place your trust in me. It's crucial to my well-being.)
 3. 私にも心があることを忘れないでください。
(Be aware that however you treat me I'll never forget it.)
 4. 言うことをきかないときは理由があります。
(Before you scold me for being lazy, ask yourself if something might be bothering me.)
 5. 私にたくさん話しかけてください。人のことばは話せないけど、わかっています。
(Talk to me sometimes. Even if I don't understand your words, I do understand your voice when it's speaking to me.)
 6. 私をたたかないで。本気になったら私のほうが強いことを忘れないで。
(Remember before you hit me, I have teeth that could hurt you, but that I choose not to bite you.)
 7. 私が年を取っても、仲良くしてください。
(Take care of me when I get old.)
 8. 私は十年くらいしか生きられません。だからできるだけ私と一緒にいてください。
(My life is likely to last 10 to 15 years. Any separation from you will be painful for me.)
 9. あなたには学校もあるし友だちもいます。でも私にはあなたしかいません。
(You have your work, your entertainment, and your friends. I have only you.)
10. 私が死ぬとき、お願いです、そばにいてください。どうか覚えていてください、私がずっとあなたを愛していたことを。
(Go with me on difficult journeys. Everything is easier for me if you are there. Remember I love you . . .)


長女にはその日夜中まで待って、電話で伝えました。電話口で号泣する長女。私たちも号泣。涙はまだまだ溢れてくるけれど、テッドはきっと私たちと過ごして幸せだったよねと言い合っています。

翌日、長女から電話でまだまだ泣いているけれど、「その日の夜にカリフォルニアの空に大きな大きな光輝く星を見つけたと。あれはきっとテッドだよねママ。私に会いに来てくれたんだよね。」と。「うんきっとそうよ。テッドはあなたのことをずっと空から見守ってくれているよ。」と伝えました。
 

テッドはいつも私たちのことを守ってくれていた。悲しかったり辛かったりしていると側に来て寄り添ってくれた。私たち家族4人の宝物だった。今までも、そしてこれからも。

 

大好きなテッド❤️