こんにちは、金本智恵です。
日に日に寒くなってきて、ダウンも着てもいいのかしら…という感じになってきましたね。
寒すぎるのはつらいですが、冬は冬でファー小物などもかわいいし、着ればなんとなかるので、夏よりはいいかなぁ、と、私は思っています。
話は変わりますが、先日の日経MJという新聞で、「乾杯すれば絵筆が踊る」という見出しを見つけました。
食事やお酒と一緒にアート制作が楽しめる店が人気とのこと。
お酒の力をかりれば、絵心がなくても描けるかなという方の声もありましたが、これはもう共感!
ですね(笑)
その記事の中で私がやりたい!と思ったのが、陶芸。
ろくろと米ととと、さんでは、陶芸をやったあとお食事ができるという場所。
なんと素敵な!
一心集中することでインスピレーションもわいてきそうですし、集中したあとの爽快感、
味わってみたいですね。
さて、今日はタイトルの付け方について。
詳しくはコンサルでお伝えしているのですが、今日はまず上司からの教えをご紹介します。
「タイトルは100案考えなさい!」
私は最初のブログでも書きましたが、最初から編集者ではありませんでしたので、何をどうすればいいか、全くわからないまま編集者の世界に入ってきました。
最初にぶちあたったのが企画書。
なので、本を出したい!でも企画書をどう作ればいいかわからない…そのお気持ちよくわかります💦
編集者が社内の企画会議に出す際にも、もちろんタイトル、キーワードはとても重要で、これでその企画が通るか否かが決まるといっても過言ではありません。
最初はダメ出しの連続…もうどうしていいかわかりませんでした。
そこで、売れてる本のタイトルを書き留めたり、自分がいいなと思う言葉をノートにまとめたり、とまずは「いいコピー」をインプットしていくことにしました。
そうしていく中で、いくつかの法則が出てきました。
数字を使う、それも一つ。
常識の逆をつく、それも一つ。
ほかにもいくつかありますが、こうしていくつかの法則を見出したものの、もちろんそれだけではピシッと決まるタイトルは出てきません。
そこで言われたのが先の言葉だったのです。
タイトルがピシッと決まるとコンテンツもぶれない!
とはいえ100個もなぁ…と正直なところ思っていましたが、連日考えていくうちに、自分の中で感覚が変わってくるのがわかるんです。そしていくつものキーワードが出てきます。
「お、この言葉もいいんじゃない?」
「これは帯コピーで使えるかも!」
と、こんな感じです。
もちろん、企画書の段階でそこまで悩まなくてもいいんじゃない?という思いもありました。
そんな時、その上司は私のその思いを見透かしたかのように、
「金本さん、タイトルがピシッと決まると、原稿の内容がぶれない。結果、いい本になるのよ」
え〜〜、でも〜〜〜…と生み出せない苦しみを経験したことも数え切れないくらいありますし、今なおその苦しみを味わってもいます。
でもその教えは今も大事にして、編集作業に取り入れています。
生み出すことは苦労を伴います。
でもその先には必ず光がある、私はそう思います。
いいコピーが浮かばない…そんな方はまず100個、考えてみませんか?
(個人的には手書きでばぁ〜っと書き出すのがオススメです!)
今日のひと言
タイトル案、コピー案は100個書き出す!
生みの苦しみは必ずいい結果をもたらす。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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