「記憶が、発酵する」


  



   だれか、に、こうげき、される記憶は、


記憶のはっこうによって、キョウフから、ゾウになり、


やがて、ふくしゅうにいたる、かもしれない。






   それみたいな仕掛けが、遺伝子の、構造に、


かくれている、らしい。





   おなじく、かぞく、のように、代償なしに、


やさしくしてくれる記憶も、発酵し、


「おんがえし」みたいな感覚が、しょうじる、という。




    


   自分にひつようない、ひと、ばあい、に、こだわらない。


   自分に、ひつような、ひと、ばあい、に、しゅちゅうするといいかもしれない。







   「ふく、を、かばんにいれてくれた」


   「のみもの、を、おごってくれた」


   あせがかいてるおれをみて、いっぱい、ティッシュを、くれた。


   「キャンディー、を、二枚、くれた」


   「えび、を、くれた」


    エガオをみせてくれた。


   けっして、わたしに、わるいことを、いってなかった


   ことば、で、かんしん、してくれた。


  


   


    アーリンから、かずすくない、やさしさ、を、かんじさせた。




   



    かぞく、の、ように、だいしょう、なしに、


    わたしに、やさしく、してくれた。






    わすれようにも、わすれない。







    「アーリンは、自分の面白さと、利益のため、


    ほか、への、影響を、かまわずに、かってにやる


    傾向がある」




    だが、私は、そのひと、から、


    それと、ちがうものを、かんじた。




    めずらしいので、わたしのめ、を、ひいた。




    代償なしに、いろいろ、やさしくしてくれた。






    元々何年以上のしりあい、だったので、

     

    さすがに、おれでも、こころは、どうようした。





    


   

   



    ぞうなど、で、ふくしゅうするより


    やさしくしてくれるひと、に、おんを、かえす、ために、


    がんばると、おれは、おもいはじめた。





    ふくしゅうするより、


    おんがえし、に、しゅちゅうする。





    


    じぶんに、ひつようない、やつ、より、


    じぶんに、やさしくしてくれる、やつに、


    しゅちゅうする。



     


    と、ふと、かんがえはじめた。