「間」

門の間に

月が昇っているところを

見ているさま。


昔の夜は真っ暗闇。

月明かりが

さぞ美しかったに

違いない。



門中に肉をおいて祀り

安静を祈願する意。



神に祈りを捧げるとき

肉を祀ることは

古代

日常茶飯なことだったのだろう。



さて
あなたなら
どちらの説を採用します?(笑)



ちなみに月ではなく
日と書いている
近代の字は
俗字だそう。


わたしはね

強いて言えば

後者。

血生臭いけど(苦笑)



気易い言い方かも知れないけど

何だかやっぱり

歴史を感じる。


想像力も拙いし

計り知れない状況だけれども。






すべては


安寧のための祝祷。



(以前、わたしの為に描いてくださった のりまえるまサンのイラスト♪)

そのとき

その時代


人と人の間に

あったはずの


愛や

欲望や

夢や

希望や

悲しみや

絶望や

情熱や

願望

のための

and MOREMOREMORE…



↑のように

完全に

文字には成っていなかった

かもしれないが。


飢えや争いが

繰りかえされても



人は人との間で

新たな命を授かる。




未来永劫

命を紡いで

繋いできた上で

現世のわたしたちが

今、此処にいる。


『感じる書』アーティスト 石川呼穹