先日7回目のコロナワクチン接種へ
行って来ました
場所が東寺の病院だったので
帰りに東寺の五重塔を観に行こうと
歩いていたら知らない女性が
東寺の招待券をくれました
この招待券、東寺と宝物館と観智院の
3ヶ所が無料で拝観できるので
昼間2回夜1回に分けて
合計3日間に渡り拝観してきました
私は京都に生まれ育ってきましたが
東寺の事は何も知りませんでした
今回は知らない女性が
招待券をくれたので
じっくりと拝観できる
チャンスに恵まれました
国宝 五重塔 江戸時代
京都の象徴でもある五重塔ですが
1200年前の平安時代に
弘法大師 空海が唐から
持ち帰った仏舎利(お釈迦様の遺骨)
が納められた天と地を結ぶ仏塔
平安京の象徴だそうです
塔内には心柱を取り囲む様に
仏像が安置されています
木造建築では日本一の
高さを誇り釘は1本も
使われていません
その後落雷により4度焼失
現在の五重塔は400年前の
江戸時代に徳川家光により
再建された5代目だそうです
五重塔のまとめ
五重塔は一階建ての吹き抜けでできている
五重塔の内部には、日本特有の
「心柱」がある
心柱と絶妙なバランスが
地震などによる揺れを逃がしてきた
五重塔はお釈迦様のお墓
その為一階部分は仏像が配置されている
重要文化財 講堂 室町時代
講堂は弘法大師 空海の世界観
密教の教えである曼荼羅を
仏像で表現した立体曼荼羅を
安置した重要文化財です
一歩中に入ると一瞬で
空気が変わります
正に室町時代の空気が
漂っています
1486年戦国時代に
戦火で焼失します
焼け残った仏像は国宝
再興された仏像は重要文化財
とされています
国宝 金堂 桃山時代
東寺の南大門の正面に
位置するのが金堂です
これが東寺の本堂とされています
796年に東寺が創建され
最初に工事がはじめられたのが金堂です
金堂には朝廷が造営した官寺(かんじ)
つまり国立の寺院にふさわしい
荘厳な姿が求められました
以後600年以上都の正面で
威風堂々とその姿を残していました
堂内の仏像は1486年
戦国時代に戦火で焼失します
その後再興された仏像は
重要文化財に指定されています
本尊はあらゆる病から
人々を守ってくれる
薬師如来と日光菩薩
月光(がっこう)菩薩。
安寧で幸せであれと願う桓武天皇の
思いだったのかもしれません。
今回撮影した写真は
スライドショーにして
YouTubeに投稿しました。