宝の地図を握ってたら、宝が欲しくなっちゃったんだ。

要らないのに、宝なんて。その先を見失っちゃった。


「最終的に目指していることは?」

そんな質問をむやみやたらに、しちゃいけないんだな。

ましてやその答えで、その人を値踏みしてはならん。


宇宙地図は僕たちには描けない。


丁寧に尖った鉛筆で、脳天と足元に広がる「大規模」を描き出す。
むろん正確な訳が無い。然る後、誰に見せる訳でもない。

何かを伝えたい訳でもない大きな地図を、
鉛筆齧りながら夢をみるよ。



完成したら、何処にマークを付けようかな。
宇宙で一番、素敵な宝の在処。
赤い鉛筆で大きくバッテンしようじゃないか。

どこから見ても、分るようにさ。



待てよ・・・紙に宇宙は描けない。


二次元の限界を凌駕して、鉛筆は減っていく。

詳細を塗りつぶしていく。
詳細が黒く焦げていく。


ブラックホール
銀河系
~星雲

ビックバンのデッサンを惜しまない
そんな奴にしか、宇宙は描けない

いや、でも描いてみせたい。




朝も夜も来ない宇宙を、
だらだら描く莫大な時間は僕らにない。

結局は「好きなことを仕事にする人間」か
   「稼いだお金で好きなことをする人間」の二通りしかないのだが、
そこにエントリーできるだけでも、幸福であって
それでいて悲しいことだ。



PS:グーぐるって凄い