マンゴージュースのように、
とろける足場をもがいたり諦めたりしながら暮らす日々に
不安を抱いた魚にも、ある日
翼が生えた。
やっと夏服を揃え終えた魚も、冷たい季節の風に吹かれ
わびしい遠くの空を夢見て笑った。
誰でもない、時の流れが彼を変えようと手筈したのだ。
激情の泡を吐き出しながら嘆いていた魚は、
時間に逆行できる魔法が、歌であることに気がつく。
かつてのメロディーに酔いしれ、
泣けるフレーバーを噛み締めながら
強靭な四次元の横暴に抵抗するかの如く
彼は歌った…oh Yellow
不細工な声を振り絞って。
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