全国に拠点病院などアレルギー対策強化へ | シビックプライド・ダイアローグ/目指せ!コンパクトシティ東戸塚

シビックプライド・ダイアローグ/目指せ!コンパクトシティ東戸塚

地域に深い愛情と誇りを抱いて、魅力アップに挑むキーパーソンたち。創造してきた価値や文化を浮き彫りにします! 第四月曜10時放送。

<余話>

「アレルギーを考える母の会」代表の園部まり子さんに、9月の「シビックプライド~」ゲストとして登場していただきました。 対話の中で「アレルギー疾患対策基本法」 及び 「国の基本指針」 という用語がたびたび出てきますので、簡単にふれたいと思います。 

「基本法」は2015年12月に施行。 「基本指針」は法律に基づいて実効性ある対策を進めるための指針で、今年3月に策定されました。 国民病といわれるアレルギー疾患に、国が明確な方針を定め、それらを「整備する」と明記した点で、多くの患者さんの希望につながるものです。

 

「指針のポイント」を要約します。 ①国や地域(各県)の拠点病院と、かかりつけ医が連携する医療提供体制を整備。専門医や看護師・薬剤師などを育成 ②研究の中長期戦略を策定。アレルゲン免疫療法など根治療法の開発めざす ③アレルギーの児童がいる学校などで適切な教育や教職員への研修を実施 ④科学的に正しい予防法や生活改善策などの情報を専用サイトで提供 ⑤災害時にアレルギー対応食を確保――などです。