朝6:00万清楼で朝湯に入り、
朝7:00ゆっくり朝食。
その後、チェックアウト。
万清楼のロビーで荷物を預かってもらい、
これから那智の滝に行く件と、
戻ってくる時間を伝える。
朝8:25紀伊勝浦駅発のバスで那智の滝に向かます。
前の日に紀伊勝浦駅にある観光案内所で
貰ったマップ。
観光案内所の人が、だいたいの所要時間を書いてくれたの。
バスで「那智大社の参道前」や「那智の滝前」
まで連れて行ってもらえるんだけど、
私は大門坂から「熊野古道大門坂」を歩いて
那智大社まで行くことにしたよ。
ここが「大門坂バス停」。
紀伊勝浦駅から20分くらいで着いた。
和歌山はバス網が発展しているから、
一人旅の人間には、本当にありがたいよ。
乗客が少なくても走ってくれていて、
まさに命綱のバスだよね。
降りる時に、バスの運転手さんが
「大門坂は、まっすぐですよ。」
と教えてくれた。
とても親切です。
大門坂の所要時間は30分らしいけど、
心配な人は大門坂バス停の向かいに
公衆トイレがあるから行っても良いかも。
「熊野道」「熊野古道」「大門坂」
石塔が熊野古道に来た気分を高めてくれる。
道の端には水が流れいて涼やか。
「熊野古道」です。
旅の計画の段階では、
中辺路(なかへち)から熊野本宮にも行きたかったし、
「川の熊野古道」と言われる川下りもしたかったし、
熊野古道高野坂にも行って見たかった。
体験コース 世界遺産唯一「川の熊野古道」熊野川舟下り|新宮市観光協会 (shinguu.jp)
でも、今回の一番の目的は
高野山に行くことと、
熊野三山をお参りして牛王神符をいただくことだったので、
本格的に熊野古道を歩くのは断念。
サンティアゴ・ディ・コンポステーラと同じで、
時間をかけて、人によっては何度かに分けて
歩く感じなんだろうね。
だからこそ、熊野古道も皆が憧れる巡礼の道なんだと思う。
「大門坂茶屋」まで来たよ。
ここで平安衣装を体験出来るんだよね。
是非、体験して記念写真を撮りたかったけど、
ひとまずお参りを先にしたいので、
帰りに寄ってみようかな。
実は、中学校の時から長年、
漠然と「那智の滝」に行ってみたいと思っていたので、
ここまで来て、テンションが上がって気がせいていたの。
早く憧れの那智の滝を見たかったので、
平安衣装は後でにすることにした。
『大門坂茶屋』おかみさん日記 (daimon-saka.blogspot.com)
神倉神社に比べれば、
かなり足場が安定していて歩きやすい。
この前で記念撮影しても良いねぇ。
「ぜー、ぜー、ぜー。」
感覚としては30分くらい歩いてるんですが。
ゴールはまだでしょうか?
周りに人も居なかったので、マスクを外す。
樹々の良い薫りがする。
ここにはコロナ菌は居ないと思う。
ここ数年のコロナ・ストレスから
完全に開放された別世界だ。
それにしても、たった30分で
この有様だと、熊野古道を歩きたいなんて
私は軽々しく思う立場にないなぁ。
やっと熊野古道大門坂を上り終わったよ。
そういえば、聖地巡礼バスでご一緒した女性も
熊野古道を歩いた事がある方だったの。
友達に誘われて、軽い気持ちで行ったら
とんでもなかったって言ってたなぁ。
聖地巡礼バス(後編) | Un bel giorno di tredici (ameblo.jp)
熊野古道を歩く時は、本気じゃないとダメだね。
今回は私は「お試し熊野古道」って感じ。
でも、雰囲気を味わえるだけでも
充分、楽しかったし、気持ちよかったよ。
さて、那智山バス停まで来たよぉ。
パーキングも多いし、トイレも多い。
巡礼者を受け入れる長い歴史があるだけあって、
訪れる人に優しいよね。