惣領冬実さんの『チェーザレ』が完結したよ!
このあと、ネタバレ書きますので要注意。
本屋で見つけた瞬間、
思わず「えっ、嘘っ!?」って声に出しちゃったよ。
いや、12巻でロドリーゴ・ボルジアが教皇になれるかどうかの
コンクラーベが始まりますってとこで終わってたじゃん。
13巻だけで、どこまで完結するの?
って思ったんだよね。
『チェーザレ』読んでる人は、皆そう思ったよね?
結果、ボルジア家の栄華が頂点に極まって完結。
ハッピーエンドです。
サブタイトルが「破壊の創造者」だし、
1巻で未来のチェーザレが
鎧を着て剣を振りかざす挿絵があったから、
チェーザレの人生の終わりまで描かれるのかと思ってたよ。
でも確かに内容・作画ともに、
このクオリティの高さ・緻密さでチェーザレの
全人生を描くには惣領冬実さんの人生が足りないよね。
このまま完結せずに終わる恐怖があったから、
ここで完結と銘打ってくださり一読者としては大満足です。
13巻には惣領冬実さんのメッセージと
チェーザレの絵が描かれた特典ペーパーが入ってるの。
こちらこそ、
16年間も素晴らしい作品を届けてくださり、
本当にありがとうございました。
とにかく全巻、作画が素晴らし過ぎる。
気が遠くなるほど繊細で美しいの。
漫画の域を超えているよ。
画集であり、歴史書でもあると思う。
青年期のチェーザレが、どういう環境で過ごしたか、
イタリア史や周辺諸国との関係も詳しく描かれていて、
勉強になる作品だよね。
NHKの「浦沢直樹の漫勉neo」に
2020年に惣領冬実さんがゲスト出演したんだけど、
その執筆作業の緻密さ、
チェーザレが生きた当時の風景や生活様式を
正確に表現する様子に、
テレビの前で溜息が止まらないほどだったよ。
惣領冬実さんの『チェーザレ』だけを読んだ人は、
塩野七生さんの作品を読むと、
その後のチェーザレの人生を深く知ることが出来ます。
モーニングのムック本も内容が充実してたよ。
チェーザレ・ボルジアを知っていますか? | モーニング編集部, 惣領 冬実, 原 基晶, 橋本 麻里 |本 | 通販 | Amazon
惣領冬実さんの『チェーザレ』は、
本当に素晴らしい作品だよね。
今後も何度でも読み返しながら生きていきます。
惣領冬実さん、
本当に本当に、ありがとうございました。


