私鉄sud-est線 | Un bel giorno di tredici

Un bel giorno di tredici

~ある素敵な13日~

イタリアに関することを中心に、
楽しいこと好きなことを書いていきます。

レッチェから私鉄・スッド・エスト(sud-est)線に乗って

イタリア最東端の街・オートラントに行きます。


朝のレッチェ駅は意外にも人が居て、

大学があるからか特に大学生が多かった。

警察官も見張りで立ってるから、安全な気がする。



スッド・エスト(sud-est)線の切符売り場は

レッチェ駅1番ホームの端に、ひっそりとある。



切符売り場で往復切符を購入。



スッド・エスト(sud-est)線は6番ホーム発なんだけど、

5番ホームまでで行き止まりなんだけど・・・。


駅に居たお掃除の人に6番ホームへの行き方を尋ねると、

5番ホームに上がって、そこから線路を横切って

6番ホームに行けると教えてくれた。


このお掃除の人もそうだけど、

レッチェは皆、感じが良いんだよねぇ。

フレンドリーって感じじゃなく、控えめに感じが良いの。

良い街だ。



本当だ。

5番ホームに上がると、線路の上を渡って

6番ホームに渡れるようになってる場所があった。



ご丁寧に「6,7番ホームはあっちだよ」目印が

掲げてあった。


電車を待っていると、隣のホームに落書きだらけの

2両編成の電車が入ってきた・・・・。

自分が乗る電車が、あれだった嫌だな・・・。



そんな風に思っていたら、6番ホームに

ちゃんとした電車が入って来たから、一安心。

乗る人も何人もいたから、さらに安心。



赤いボディが素敵なスッド・エスト(sud-est)線。

私鉄なのに綺麗な電車だね。



車体に書かれた

プーリア州(REGIONE PUGLIA)という文字が

なんだか誇らしげに見える。



おぉ~♪

車内も綺麗じゃん!


やっぱり「私鉄」という響きに「古くて汚いのでは?」っていう

不安があったんだよねぇ。

だから、普通に綺麗な電車が来るだけで

すごく嬉しくて得した気分になる。


席に座ると車掌さんが回ってきたので

念のために、この電車がオートラントに行くか聞いてみると、


「うん。この電車はオートラント行だよ。

 でも、マリエ(MAGLIE)駅で乗り換えてね。」


さらに車掌さんに質問する


「スッド・エスト(sud-est)線のホームページに

 2回乗り換えないといけないって書いてあったんですけど、

 乗り換えはマリエ(MAGLIE)駅だけでいいんですか?」


実はホームページを見た時に

2回乗り換えが必要って書いてあったんだけど、

ガイドブックには乗り換えは

マリエ(MAGLIE)駅だけと書いてあったの。

どっちが正しいんだ?


「うん。マリエ(MAGLIE)駅だけで大丈夫だよ。

 良い旅を。」


感じが良い車掌さんだ。



電車が走り出すと車窓には

地平線までオリーヴ畑が広がる風景が現れた。


すごい!

オリーヴの森だ!


北イタリアに居ると山の斜面に

オリーヴ畑が広がる風景はよく見るんだけど、

地平線までがオリーヴの木で埋め尽くされる風景は見たことがない。


この風景を見た瞬間、

イタリアの食をプーリア州が下から持ち上げてる

イメージが頭に浮かんだ。

分かりやすく言うと「縁の下の力持ち」の絵のイメージ。

これがプーリアの姿を象徴するような風景のような気がした。


ゆったりとした気分で車窓を眺めていると

ゾッリーノ(ZOLLINO)という駅で大半の人が下車していった。

なにがある街なんだろう?

後でネットで調べたけど、教会がいくつかあるのと

オリーヴの搾油所があるくらいだった。

ちなみにゾッリーノの守護聖人は

我らがパドヴァの聖アントニオです☆


電車が駅に到着するごとに

車掌さんが電車の外に出て

ホームの人達に出発の声をかけていた。

なんだか温かい光景だなぁ。



電車は時間通りにマリエ(MAGLIE)駅に到着。

駅は小さくて古いけど、高校生がちらほらホームに居た。

通学時間なのかな。


ところで、オートラント行きの電車は

何番ホームから出発なんだろう?

なんとなくホームをうろついていると、

さっき電車の中で話した車掌さんもマリエ(MAGLIE)駅で

下車していたようで


「オートラント行の電車は3番ホームから出発するよ。」


と教えてくれた。

重ね重ね良い車掌さんだなぁ。

ありがたい。



レッチェで見たのと同じ電車が来た!

わぁ~、

やっぱりあれもスッド・エスト(sud-est)線だったんだぁ。

そうだよねぇ。

こっちの電車の方が、さっきの赤い電車より

「私鉄・スッド・エスト(sud-est)線」のイメージにぴったりだもんね(笑)



はい、車体は落書きだらけぇ~。



電車にオートラント(OTRANTO)って貼ってあるから間違いないねぇ。



電車の中もレトロ。

でも味があっていいねぇ。

旅情が楽しめそうな車内だわぁ。

椅子の座り心地は良いです。


再びオリーヴ畑を眺めながら、

無事にオートラントに到着。

駅には小さいながら駅舎があって、駅員さんも居た。


イタリア最東端の街・オートラント。

どんな街なのか楽しみ。