パドヴァに戻る日 | Un bel giorno di tredici

Un bel giorno di tredici

~ある素敵な13日~

イタリアに関することを中心に、
楽しいこと好きなことを書いていきます。

長いお休みも終わり、パドヴァに戻る日がやってきました。


温かいといっても、冬は冬。

畑の植物が、朝露をまとって輝いていたよ。


Un bel giorno di tredici


叔父さんに出発の挨拶に行くと、


「なんで、パドヴァなんだ?!

 俺が文法教えてやるから、チェッレに残れ!!」


えぇ~、

叔父さん文法好きじゃないくせにぃ~。


でも、今回もテレビのニュースを見ながら、

色んなことを説明してくれた。

叔父さんも、私のイタリアの先生の1人です。


Un bel giorno di tredici

朝からご機嫌なブラック♪


Un bel giorno di tredici


トムは、おやつにグリッシーニを食べてた。

さすがイタリア。


Un bel giorno di tredici


作業部屋から良い匂いがしてきたので見てみると、

犬のおじさんが料理をしてた。


Un bel giorno di tredici


「良い匂いだねぇ~。」


と、美味しそうな鍋を覗いた。


「良い匂いだろ?食べたい?

 でも、これはブラックとトムのだから、あげられないなぁ。(笑)」


犬用なの?!

食材は全て人間用だけど、犬の為に料理してるんだって。

なんて、幸せな2匹。


Un bel giorno di tredici


もくもくと作業を続ける犬のおじさん。

出発の挨拶をすると、


「また、いつでも戻ってくればいいよ。

 学校休みになったらでも。

 ここはciusca(チュスカ)の場所なんだからさ。」


と言ってくれた。


もちろん白ヒゲのおじさんにも挨拶。


「今日、出発なの?知らなかったよ!!

 元気でなぁ。よく勉強しろよぉ~。」


そう言いながら、いつもの優しい笑顔で送り出してくれた。


Un bel giorno di tredici


朝、Theイタリアのおじさんも来ていたので、挨拶。


「♪アリ~ベデ~ルチ ロ~マ~♪」


と、ご陽気に歌いながら見送ってくれた(笑)


ところでTheイタリアのおじさんのバイク、

思いっきりカーペット貼ってあるけど、

法律的にOKなの?(爆笑)


Un bel giorno di tredici

ちなみに、なんでパンの柔らかいところを食べないのか、

Theイタリアのおじさんに聞いたところ


「俺は、ワインをたくさん飲むだろ?

 この柔らかいとこを食べると、

 腹の中でパンが膨らんで、たくさん飲めないから。」


なるほど。

ちゃんと理由があったのね。

Un bel giorno di tredici

時間の流れを証言するかのように、

10月にお医者さんと植えた玉ねぎが、

こんなに成長していたよ。


Un bel giorno di tredici


マンマやお姉さん家族にも挨拶を済ませ、
荷作りもすべて完了させた。


少しすると、お姉さんが家にやってきて


「ciusca(チュスカ)!!

 ciusca(チュスカ)のところにもベファーナが来たみたいよ!!

 気が付かなかった?!

 玄関の前にベファーナからのお菓子が置いてあったわよ!!」


と言って、ベファーナのお菓子を渡してくれた。


すごい!!

生まれて初めてベファーナが私の所に来てくれた!!


Un bel giorno di tredici


ベファーナはイタリアに伝わるお婆さんの魔女。


エピファニアの日に、

良い子だった子供にお菓子やプレゼントを、

悪い子だった子供に炭を置いていくという、

なんだかサンタクロースのような人です。


ちなみにエピファニアとは、

三博士が誕生したばかりのキリストの所に

拝礼しにきた日なのです。


悪い子に置いていく炭も、

砂糖で出来たお菓子なんだよ。

ちなみにお姉さん家の5歳児には

炭のお菓子も入れられてた(笑)


悪い子とかなんとか、

全然気にせず食べてたけどね(笑)


「これ、砂糖だから。ciusca(チュスカ)にもあげる。」


とか言いながら、ガンガン食べてた(笑)

炭のお菓子は、富士山の溶岩菓子の

炭の味が少ないバージョンです。


今回の出発の挨拶は、

みんな結構あっさりしたものだった。

私も、なんだか軽い気持ちで挨拶をした。


たぶんお互いに


「また、チェッレに戻ってくるんでしょ?」


という気持ちがあったからだと思う。


イタリアに帰る場所が出来て、

自分は本当に幸せ者だと思ったよ。


チェッレの家族や叔父さんの友達たちへ

感謝の気持ちでいっぱいです。