年末はニースで☆ | Un bel giorno di tredici

Un bel giorno di tredici

~ある素敵な13日~

イタリアに関することを中心に、
楽しいこと好きなことを書いていきます。

「明日は、みんなでニースに行くからね♪

 もちろんciusca(チュスカ)も一緒にね♪」

 

お姉さんが、突然そう言いだした。

 

ニース?

ニースって、フランスの?

あのニース?

 

マジっすか?!

 

「チェッレからニースまでどれくらいかかるの?」

 

と訊ねると

 

「車で1時間半から2時間かなぁ?

 ちょっとした小旅行よね。」

 

近っ!!

ってか、小旅行でニースって!!

 

とういことで、年末にニースに行くことになったよ。

 

・・・なにそれ?!すごくない?!

 

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『年末にニースに行く』

という状況が、心の中でまったく処理できないまま

車に乗り込み、いざニースへ出発!!

 

人生初のフランスだよ!!

 

「ほら、ciusca(チュスカ)。フランスのガイドブックだよ。

 今日は、NIZZA(ニッツァ)に行くからね。」

 

そう言ってお兄さんがガイドブックを渡してくれた。

 

『ニース以外に、NIZZA(ニッツァ)っていう

 フランスの街にも行くんだぁ。』

 

と思い、地図とお兄さんのカーナビを見比べると

ニースとNIZZA(ニッツァ)が同じ位置にある。

 

「ニースはイタリア語でニッツァっていうんだよ。

 逆にジェノバはフランス語でGENES(ジェネス)。

 それぞれの国で呼び名が違うんだよ。」

 

なにそれ~。

国や都市の名前だけは、世界中で統一してくれ!

 

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高速から見えた小さな街。

どんなに小さな街でも絵になるのがイタリアです。

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NIZZA-NICE(ニッツァーニース)の看板が見えてきた。

 

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ここが国境手前の料金所。

 

「国境はもう少し先にあるんだけど、

 実際はここが国境みたいなもんなんだよ。

 ここを超えると、フランスだからね。」

 

お兄さんが説明してくれる。

 

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料金所を越え

『長いトンネルを抜けるとそこは・・・・・』

フランスだった!!

 

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キター!!

ここからフランスです!

人生初のフランスです!!

 

思わず拍手!!

 

テンションが上がっているのは私だけ(笑)

 

国境越えなんて日常茶飯事な

ヨーロッパの人たちは、全く感動してない(笑)


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そんなこんなで、ニースに着きました!!

 

やっぱりフランスは、イタリアと比べると洗練されてる気がする。

 

お金持ちのリゾート地ニースだから、

さらに洗練された雰囲気なのかな?

なんだろう?

全部がお洒落で、センスが良い。

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「観覧車に乗りたい!!」

 

という子供たちに便乗して、私も観覧車に乗せてもらった♪

 

フランスで観覧車に乗りましたよ!!

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フランスの観覧車は日本と違って『むき出し』です(笑)

 

しかもスピードが早いうえに、10周もするという

なんともアクティブな乗り物っ。


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観覧車のてっぺんから見たニースの街。

なんて美しいんでしょう!!

 

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広場には人が沢山いた。

年末なのにニースは温かく、この日は13度あったよ。

コート着てると暑いくらい。

 

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いまだクリスマス気分のニースの街では、

クリスマスのメルカート(市場)をやっていた。

 

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売ってるものもイタリアとちょっと違う気がする。

なんだかオシャレでセンスが良い物が沢山。

 

フランス=オシャレでセンスが良い

 

って思いがあるから、なにもかもが

オシャレでセンスが良く見えるよ(笑)


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甘い香りに誘われて、お菓子のブースを覗いてみる。


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揚げパンみたいなのが売ってるぅ~♪


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売り子の女性も女優さん並みの美しさ!!

なにニース?

天国?

 

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「ciusca(チュスカ)、ほら、これ食べな。」

 

知り合いのイタリア人の奥さんが、

チュロスを買ってくれた♪

美味しい♪

 

メルカート・・・いや、フランス語だとマルシェか。

 

ニースのマルシェを歩きながらチュロスを食べる。

 

映画ですよ、あなた!

これ、完全に映画の中のお話ですよ!


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街中の飾りも華やかっ!

大きなリボンの飾りがしてあって、

まるでニースの街が大きなプレゼントみたい☆


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果物をまるまる煮て売っているお店もあったよ♪

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観光地だけあって『I LOVE NICE』のTシャツが売ってた。

これは世界共通なんだね(笑)

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絵葉書とか紙ナプキンとかも、柄がフランスの柄だよね。

こんなにイタリアに近いのに、完全に違う国だよ。

 

当たり前だけど、凄いなぁって思った。

 

いろいろ見て買い物もしたかったんだけど、

イタリア人の皆は何度も来ていて、

もう買い物もないという感じだったので、

結局お散歩がメインの一日になった。


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FARMACIA(ファルマチーア・イタリア語で薬局)も

PHARMACIEって書かれてる。

なんて読むんだろう?

ぱるましぇ~?

なのかな?

 

フランス語は音が柔らかいだけあって、

表記もなんとなく柔らかい気がする。


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ご覧なさいよ!

カフェだって、こんなにお洒落!!


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ランジェリーだって、こんなにセクシー!!

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あと、イタリアより花屋さんが多くて

花の種類も豊富な気がした。

 

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フランスもアラビック系の移民が多いようで、

スパイスが豊富。

 

移民が多くて困ることも多いけど、

移民が居るから発達する文化もあるんだねぇ。


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石鹸や香水のお店も多かったなぁ。

さすがフランス。

香水の本場だよねぇ。

 

「フランス人はシャワーを浴びないから、

 香水で匂いをごまかしてるんだよ。

 お~ヤダヤダ。」

 

冗談めかして悪態をつくイタリア勢。

いやいやいや!

あなたたちもシャワーの時間、超短いから!!(笑)

 

「でも、それは昔の話でしょ?

 でも、だからフランスは香水の種類も多いんでしょ?」

 

そう訊いてみると

 

「そうだけど。フランス人はシャワー浴びないからな。」

 

ガンとして譲らないイタリア勢。

シャワー浴びるだろっ(笑)

 

どの国も隣国となると、いろいろ問題があるものです。

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お昼は『LE TURIN』というお店に連れてきてもらった。

1900年頃からある、ニースでも有名なお店なんだって。

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ま~。

メニュー見ても分からないよね(笑)

 

すると、イタリア勢が突然フランス語で話し出した!!

みんなフランス語喋れたの?!

 

レベル高っ!!

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出ましたぁ~!!

 

本場フランスの生ガキ~~~~~!!

 

ど~!

最高です!

プリプリです!ツルツルです!!

レモンを掛けて食べると、

爽やかな酸味と海の香りが口いっぱいに広がる♪

 

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「フランス人はお酢を掛けるんだよ。試してみな。」

 

そう言って薄紅色のお酢を渡された。

 

おぉ、これはこれで強い酸味が食欲をそそる!!

 

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こちらもフランス名物・ムール貝のワイン蒸し!

 

大量っ!!

 

ムール貝と一緒に蒸された玉ねぎも、

シャキシャキの食感が残ってて美味しい。

パセリの香りも効いてて、いくらでも食べられちゃうよぉ♪

 

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至福の時を過ごし、店を出ると店の外には長蛇の列があった。

 

「この店、人気だからこんなに長い行列があるんだよ。

 だいたいイタリア人なんだけどね。」

 

本当に人気のお店なんだぁ。

確かに魚介が新鮮で、本当に美味しかったもんなぁ。

 

「そうなんだぁ。だいたいイタリア人なんだね~。」

 

なんて大きい声で言ってしまったら、

行列の人、ほぼ全員がこちらを向いた。

 

あっ、本当にだいたいイタリア人なんだねぇ(笑)

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フランス人も年末年始の買い出しをするのか、

肉屋さんが大繁盛。

 

イタリアは年末年始に親戚が集まるから、

とんでもない量の食材を買い込んでたけどね。

 

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まぁ~、なんだかねぇ~。

市場で売ってるベリーもお洒落な事っ!!


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お菓子もカラフルで繊細。

ハエではなくハチがお菓子に寄ってきてたよ!

寄ってくる虫までオシャレではないかっ!!(笑)

 

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シチリアでもよく見るマジパンのお菓子。

フランスのは、小柄で細工が細かかったよ。


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ちょっとしたカフェとか小さなレストランが、本当に素敵だよね☆

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クラシックな時計台。

色合いも落ち着いてて、過ごしやすい街です。

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旧市街地を抜け、プロムナード・デ・サングレに出た。

 

す~て~き~!!

 

テレビで見た!テレビで見た!テレビで見たぞ、ここ!!


 

ここの海は、フランス語だと天使の湾(Baie des Anglais)

って言うんだってさ。

 

ま~、名前負けしない光景っ!

 

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年末なのに、人が多い!

どこまでも続くプロムナード。

 

私、年末にニースに居ます!!

 

脳内の情報処理能力が現状に追いつかず、

パニックを起こしそうだよ(笑)

 

大丈夫か?

 

年末にイタリア人にニースに連れてきてもらった?

 

なんか、盛り込みすぎて訳わからん!

 

しっかりしろ、これは現実だ。

 

・・・・現実がおかしなことになってる!

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プロムナード・デ・サングレは、本当に素敵な散歩道。

 

海は何処までも広く、太陽の光を受けて青く輝いている。

「ここってカルフォルニアみたいで過ごしやすいわねぇ。」

 

すれ違ったイタリア人が、そんな事を言った。

 

いや!!

カルフォルニアよりニースだろ!

 

カルフォルニア行ったことないけど、

絶対ニースの方が素敵だろ!!

 

距離の違いは価値観の違いにもなるんだねぇ。

世界って不思議。

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海岸沿いで音楽の演奏もしてました。

絵になるわぁ。

 

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海を背景にすると、さらに素敵。

 

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売店も、ちょっとイタリアとは違うよね。

商品の並べ方が違うのかなぁ?

新聞が多いのかなぁ?

 

なんだろう・・・オシャレ。

もう何見ても『素敵っ!』としか思えなくなってきた(笑)

これって恋?(笑)

 

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信号もイタリアとは違うんだよね。

横並びなの。

 

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自転車の信号もあったよ。

 

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散歩に飽きた子供たちはメリーゴーランドに乗ります。

二階建てで華やか。

変にギラギラしてなくて、装飾も凝ってるの。

 

メリーゴーランドにはニースの街並みが描かれてたんだよ。


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こりゃあ、みんなフランス好きになりますよ。

どんなけ魅力的なんだい。


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「帰りにフランスのショッピングモールに寄るね。

 本当はモナコにも行こうと思ったんだけど、

 時間が無くなっちゃったから行けなくなっちゃった。

 ごめんねぇ。」

 

そう言うお姉さん。

 

いやいやいや!

ニースだけでも、充分お腹いっぱいです。

これにモナコまで行っちゃったら、

もう現実には戻って来れないから!!

 

本当に感謝してもしきれないよ。

 

「俺に会ってなかったら、いまciusca(チュスカ)は、

 ニースに居ないよ!ニースでカキ食べてないよ!!」

 

知り合いのイタリア人が冗談めかして言う。

でも本当に、その通りだよ!!

 

ご縁に感謝です。

 

で、フランスのショッピングモール。

どっかで見たことあるよなぁ~。

な~んて思ったらカルフールだった!!(笑)

 

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いっぱい買い物したいけど、パドヴァにも戻らないといけないし。

でも、初めてのフランスだからフランスの物も何か買いたいし。

家族にも一個くらいお土産を・・・。

日本のカルフールに無いようなものが良いなぁ。

 

日本→パドヴァ→チェッレ→フランス

 

もう、どこが自分の本拠地か分からず、

なにをどう買っていいのかも分からなくなってきた(笑)

 

イタリアの商品も多く、イタリア人の子供に

 

「これはフランス製?どれが美味しい?」

 

なんて一個一個聞きながら買い物をした。

 

「あ~、チョコはほとんどイタリア製だよ。

 これはフランスにしかない。」

 

子供は、よく知ってるわぁ。

 

帰りは、すっかり日も暮れて星が出ていた。

フランスからイタリアに向かう高速からオリオン座が見えた。

 

オリオンに向かて走ると、イタリアに着くんだね。

 

なんか、カッコイイ☆

 

「そろそろモナコだよ!モナコの夜景が見えるかも?」

 

お兄さんが教えてくれた。

高速の下をみると、一段と輝く大きな街が見えた。

あれがモナコだっ!!

 

なんて、大きくて綺麗な街並みなんだろう。

夜景だけでも、十分堪能できた。

 

「わぁ~!なんて綺麗な街なのぉ~!」

 

感動して流れゆく景色の中にあるモナコを眺め続ける。

 

「あっ!ciusca(チュスカ)!

 いまイタリアの国境を越えたよ!

 見た?!モナコ見てて国境見なかった?!」

 

なにぃ!見てない!

 

さよならフランス、ただいまイタリア!!

 

今年の締めくくりは、最高の一日を

過ごさせてもらいました。

 

フランスは素敵でオシャレで心ときめいたけど、

それもこれもイタリア人のみんなのお蔭で体験できたことだった。

 

やっぱイタリアが最高♪