チェッレ・リーグレでオリーブ摘み | Un bel giorno di tredici

Un bel giorno di tredici

~ある素敵な13日~

イタリアに関することを中心に、
楽しいこと好きなことを書いていきます。

さて、イタリアに来て最初の1か月は、

知り合いのイタリア人のお家でお世話になる事になってます。


オリーブ畑のお手伝いをしながら、

ご家族と一緒に生活するという

アグリツーリズモ+半ホームステイみたいな感じです。


場所はリグーリア州のチェッレ・リーグレという街。

ジェノバから電車で1時間くらいの所にあります。


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はい、また移動しま~す。

ネットで調べたところ、約5時間30分の電車の旅になりそうです。

でも、56ユーロで行けるんだね。

長旅の割には、安い気がする。

北イタリアを、ほぼ横断します。


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パドヴァを出発。

その前に、駅のバールでカプチーノ頼んだら、

割れてて汚れてるソーサー出してきたから、


「すみません、変えてもらえますか?」


って、言ったんだけど


「全部これだから同じよ」


と、言われた。

他の人のキレイじゃん。

しかも、バールの外見は良いんだけど、

テーブルは汚いはハエは飛び交ってるは、

パドヴァ駅内のバール、もう2度と行かない。むかっ


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ミラノ中央駅のバールでパニーノを食べる。

ココはキレイだったし、対応も良かったよ。


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で、ミラノ中央駅に降りるか降りないかで


「荷物、もちますよ。」


と、客引きみたいな人に言われたので、

親の仇のように


「あぁ~?!NO!!!!!」


って言ってやった。

初日のジプシー事件と、パドヴァ駅のバールのせいで

ピリピリしてる私に声を掛ける方が悪いのよ。


ミラノ中央駅では車内で少年が、

名刺大のカラー用紙を配ってきた。

内容を読んでみると


「私は可哀想な子供です。お金もなく兄弟も沢山います。

 とても困っています。お金を援助してください。」


というようなことが、パソコンで打たれている。

少年は小綺麗な格好をして、

それなりにいいスニーカーを履いていた。


パソコンで文章打って、カラー用紙に印刷して、

名刺大に裁断するお金はあるんだね。


ミラノ中央駅、性質が悪いっ!!


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ジェノバ行の切符には「GENOVA P.ZA PRINC」と書いてった。

ジェノバ・ピ.ツァ プリンク?

何かの略だろう・・・・。

とりあえず、到着時間付近で着いた駅が降りるところだと思う。


なんか、ネットで見たらジェノバって、

「ジェノバ なんちゃら」みたいな駅がいくつかあるんだよね。


で、到着時間の少し前に「GENOVA」駅に着いたんだけど、

ピ.ツァ プリンク的な事が書いてないの。

隣に座っていた奥様が、あたふたしている私を見て。


「ジェノバに着いてるわよ。急いで急いで!」


と、教えてくれた。


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ホームに降りてから一応、駅員さんに


「この切符の駅は、ここですか?」


と、聞くと


「チェッレ行きだな。よし!11番ホームに行けい!!」


と指示を出してくれた。

質問とは違う答えだけど、とりあえず降りる駅は合っていたようだ。


ちなみにGENOVA P.ZA PRINCは

ジェノバ・ピアッツァ・プリンチペ(GENOVA PIAZZA PRINCIPE)

の略でした。

略文字が全然分からんぞ。


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そんなこんなで、なんとか無事にチェッレに到着。

駅には知り合いのマンマが迎えに来てくれていた。


マンマのことは写真で見たことがあったので、

すぐに分かった。


「マンマ~。私、本当にイタリア語が出来ないから、

 マンマに迷惑かけないといいんだけど・・・。」


と、言うと


「大丈夫、大丈夫。」


優しくそう言ってくれた。

小柄で可愛いマンマです。


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イタリアに来る前に、

動画で家の様子を見せてもらってたんだけど、

想像以上に、すんっごく敷地が広くてビックリした。


家の前にマリア様の小さな置物が。

可愛い~。


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庭の『一部』です。

もはや公園じゃん。

ちなみに、後日、庭のブランコというブランコに勝手に乗ってやったぜ(笑)


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これが、家からの眺めっ!!


なにこれ?

私、いま夢の中に居るの?


海岸沿い左手にはジェノバ、右手にはサボーナ。

天気が良ければ、コルシカ島も見えるんだって。


家の下は、一面のオリーブ畑。

背後には緑の濃い山が連なっている。


「ciusca(チュスカ)、これがチェッレよ。」


マンマが誇らしくチェッレの街を眺めながら言う。


言葉に出来ない感動に飲み込まれる。


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家を案内してくれたあと、マンマがスーパーに連れて行ってくれた。

小さいけれど、商品も豊富で、親しみやすい店員さんばかり。


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生ハムはその場で薄~く薄~く、スライスしてくれる。


「薄い方が美味しいからね。」


マンマが説明してくれたので、


「マンマ、知ってるよ。ソッティーレ(薄く)、ソッティーレ(薄く)でしょ?」


と言うと、


「そうそう、よく知ってるじゃない(笑)」


笑いながら、そう答えてくれた。

で、店員さんも笑ってた(笑)


だって、このフレーズ、

イタリア語のテキストに、いつも出てくるんだもん(笑)


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スーパー内の肉屋のおじさんが陽気!


「日本にはソーセージあるのかい?」


そう聞かれたので、


「日本にもソーセージは、あります。」


と答えると


「でも、イタリアみたいに、こ~んなに美味しいのは

 ないだろう!!」


なんて言いながら、大量のソーセージの束を自慢げに掲げた。


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「お次はこれだ!!

 すごいだろう!デカいだろう!!

 フィオレンティーナっていう特別な肉なんだぞいっ。」


ガッと持ち上げて見せてくれた。


「おぉ~!!フィオレンティーナ知ってるぅ!!

 日本でテレビで見たよぉ!!すごーい!大き~い!!」


私のリアクションに喜ぶおじさん。


「そうか~、日本でテレビで見たのかぁ!!」


なんだか、楽しい街です。


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スーパーで買ったヨーグルトは、

粘り気が強くて、酸味も強くて、クリーミーで、

なんだかクリームチーズを食べているような感じ。


トレントのヨーグルトなんだってさ。


「トレントのヨーグルトは美味しいのよ。

 ドロミテ山脈があるでしょ?

 あっちの方のヨーグルトは美味しいの。

 ヨーグルトはトレントよ。」


マンマ一押しのヨーグルトです。

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牛乳も、後から甘味を感じて、美味しい。


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事前に、マンマが沢山フルーツを買ってくれて、

家に置いておいてくれました。

マスカットもリンゴも、オレンジも美味しかった~。


夕方6時にマンマの車で、教会のミサへ。


「一緒に行く?宗教は?仏教?」


と聞かれたので、


「行く行く!!仏教だけど、問題ない。行きたい!!」


私は『全部の神様信じます』

という考え方なので、

無宗教とかアニミズムとか言うより、

外国では仏教徒って言った方が話が早いでしょ?


旅行中に勝手に教会に入って、

勝手にミサに参加したことはあるけど、

こうやって地元の人と、

ちゃんとしたミサに参加するのは、生まれて初めて!!


「マンマ、正しい誓い方が分からないんだけど。教えて。」


『祈り方』という言葉を間違えて『誓い方』と言ってしまったが、

マンマは丁寧に教えてくれた。


神父様の言葉は分からないけど、なんだか神聖な空気。


途中で「パーチェ(平和)」と言いながら、

周りにいる人と握手をするの。


なんだか、今日は想像もしなかった

夢のような世界に迷い込んで、

自分が入り込んだ世界の状況を受け止めきれない。


「いったい、私の人生に何が起こっているんだ!!

 私の人生でこんな事が起こるなんて、想像も出来なかった!!」


そんな事を何度も思った一日でした。