なんとなく日本語以外も理解できそーになってきた市川貴章です



とりあえずかみまえず
ベトナムハノイでの『ちばる食堂』営業が終わりました。
率直な感想は『悔しい』です。
僕らが見ていた景色、これから見ようとする景色には遠く及ばずでした。
国が違えば文化は違うし、言葉も違う。それは想定したいたし、そこを超えることを想像していたが『文化』という見栄とかエゴとかに負けた気がした。
ただここは、事前に準備できたし、伝えておくことはできた。だから、悔しいという想いがまずでたね。

できないこと、できなかったことを文化や環境のせいにしてはいけない。そこに対応できなかった
こちらの準備不足。この経験、この段階でしておいてよかったのかもしれない。

日本だから海外だからなんてのは、当事者にとって、質の高いケアにとっては関係ない。そこを理由にするのは甘えだし逃げ。
外国を目の前にして怯むような人にはなれないし
ムカつくことはハッキリと場をわきまえず怒号を飛ばす!今回も出店中どんだけ初対面の現地スタッフに怒号を飛ばしたか、メディアにどんだけうるせぇー!って言ったか笑

僕はちゃんとケアを伝えたかった、そこを邪魔された気がしてクソ腹だったけど、それはこっちが準備できなかったからに落ち着き反省する。

おじいちゃんおばあちゃんたちの働き、空間環境での過ごし方は日本と変わらない。
状況判断をして自分のやるべきことを、やれることをやる。分からなければおじいちゃんおばあちゃん同士で相談してやる。
そこに世話焼き(スタッフ)がいるから相談するだけ。働いて給料もらって嬉しい。ここに文化もなにもない。

ほんで、今回で全てを結論つけるのはおじいちゃんおばあちゃんたちのためにもよくないし、ベトナムやこれから高齢化を迎える国のケア向上に対しても有意義ではない。

だから、これを本当のスタートにして進んでいきたい。