こんにちは

台湾に来たらきたで台湾人に馴染んでしまう東南アジア系男子市川貴章です。


これベトナムにて。ベトナム人とベトナムな人。


さてと、海外へは髪の毛を切りに行ったり現地の物をたくさん食べに行ってるわけではなく、現地の介護福祉事情を知りにいくとともに、僕らがしている介護福祉を伝えて、よかったら今後もご縁を大切にしていきましょうね。的な感じです。


それで、来月にはベトナムでちばる食堂初の海外

で1日限りではありますがイベントで

【chibaru】を開店します


これが一つのきっかけとなり、ベトナムで暮らすじーちゃんばーちゃんやベトナムの社会においての一つの選択肢となればと思ってるし、ちばる食堂のように常設での運営は難しくとも毎月1回とか定期的にオープンできたら、それはそれで持続力が生まれるのかなぁと思ってます。


そんなこんなで、ちばる食堂も5年目を迎えてる最中ではありますが、やってる僕らにはなんら大きな変化はなく、一年目と変わらない感じでやってるし、忘れちゃうことは忘れちゃうけど、仕事に対する誇りややりがいは忘れてねーぜのテンションでちばってます。


ちばる食堂の看板娘ののりこさんは、金曜日だけ夜の蝶としてご出勤してくれてるんだけど、おかげさまで昼よりも忙しい日もあり、僕と2人でてんやわんやになることもあるんだけど、そんな時は大抵店が終わって家に送った後に電話がかかってきて、、『店長ー!こんなんじゃやっていけない!私だって生活があるし!わたし夜の店やってたから分かるの!』と。


素晴らしい夜のお店の経営者としての誇り。食堂なんでスナックと違って単価は安いから時給もどーしても安くはなっちゃうけどそれでも最低賃金以上はお支払いしている。が、しかし!そんなこたー関係ござーません!夜の蝶であるわたしが勤務してこれだけかよ!と。これじゃー5000円の家賃か払えないでしょー!と。え?そんな安いの?とは言わず傾聴。


まぁ。こんなやりとりはにちじょうちゃめしごと(日常茶飯事)にあるんだけど、そんなことより、ちばるがOpenする前、認知症と診断され働けるか心配をしていたのりこさんが、給料の交渉もし、生活にかかる費用を考え、働くことに自覚と誇りをもち働き続ける。僕は専門職として特別なことをしている自覚はほとんどない。のりこさんという人に興味を持ち、のりこさんという人が好きで、のりこさんと居る時間をとても楽しく思う。


ただのそれだけ。


この感じにエビデンスを求められても難しいところもあるが、この感じがエビデンスとも言える。認知症当事者とケアワーカーではなく、人対人。


これが日本でもなかなか伝わらないなか、海外に伝わるか。仕事としての業務としての関わりでなく、人が生きるという上での寄り添い方、選択肢の生み方。


さぁーどーなるのかねぇ。楽しみです。