おはようございます。

朝散歩をしてたら前から杖をついたおばーちゃんが笑顔で歩いてきて会釈したら杖でけつを叩かれた市川貴章です。



ハノイという街は実に不思議だ

アジア臭がバンバンにありながらもフランスの統治下だったこともありヨーロッパ臭もあちらこちらにある。


商店街の店先にすげー低い椅子に座りながら

何をするでもなくぼんやり過ごしてる人が多い

表情から見るに感情の起伏を感じない、穏やかというのかなんなのか。ほんで、基本シャイらしい。だから、朝のおばぁちゃんには驚いた。笑顔で歩み寄ってきたと思ったら杖で叩かれたんだから。


肝心なベトナムの介護の現状といえば

基本は在宅ベース。ある程度お金がある人は

施設に入るがほとんどが在宅介護な現状。

とはいえ、日本のようにデイや訪問などの在宅介護が進んでいるわけでもなく、家族が介護をし

しきれなくなったら最期を迎える。らしい。


それだからか、商店のあちらこちらで

オムツや尿器、歩行器なんかも売られてた


昼間は暑さもあり、高齢者や子供はあまり外にいなくて、夜になり涼しくなると人がどんどん外へと出てくる。道端で夕涼みをする人やおもむろに体操を始めるおばー。なんとなく、それとなく健康を意識してる。


日本は生活の時間割や各制度など

いろんなものに守られてるし、縛られてる感じがある。ハノイにはそんなものはあまり感じず

皆が既にフラットな感じ。それがいいのか悪いのかもわからない。刺激がないといえばない。ただ、その刺激が必要なのか、挑戦することが必要なのかすら感じるくらいに穏やかだ。


で、ハノイにきて1番驚くのは『交通』

信号なんてあってないようなもんだし、車線もあってないようなもんで、あちらこちらが信号のないスクランブル交差点。でも、事故もなければ文句を言ったり煽ったりする人もいない。


そんな環境にも数分でなれコツをつかんだ。

それは『気にせず目的地に向かって進む』相手の行き先行動を気にして動くというよりは、交通の中で歩行が1番弱者とするならば、歩いていればそれを避けるようにバイクや車がかって避けて勝手に減速する。相手に変に合わせると噛み合わない。あくまで自分のペースで自分の行きたい場所へ。


これ、結構大事だなって学んだ。

誰かの顔色をみて、失敗することを恐れて進むことをやめたり、躊躇したり。日本にはやはり

失敗をする文化が少ないなって。


今日は人里離れた孤児院へ

料理を通して交流をしにいく。全然段取りも決めてない。どーなるか分からんけど、びっくするほど言葉が通じないけど今のところ何も困ってないから、とりあえずかみまえず楽しんでみる


じゃまた。