サラリーマンで成功できる人もいればフリーランスで成功できる人もいる。どちらでも成功できる人もいればどちらでも成功できない人もいる。これは実際にも間違いのない事実だと思います。
ただ、どんな分野であっても最初からまったく失敗しない人というのはいないので、どのみちすぐに諦めずに継続的・徹底的にやり抜けるかどうか?(十年単位で)
その持続的な能力は極めて重要だと思いますよね。面倒なことや辛いこと、そういうのは他人に全てお任せというような人はまず何をやってもこの世界で成功しないのは明らかです。(まずは自分でよくいろいろ調べてから判断して行動する)
他人の行動をすぐ批判をする人やそのような組織というのは長期的に見ても成功できない人々(集団)であるということはこれまでの歴史を見ていても間違いのない事実でしょう。日本政治の野党やヤフコメ、SNSの各種コメントなど見てもそのような言葉で溢れかえっています。
他人の批判は簡単にするけど自分(身内)の批判は一切できない人はけっこういます。こういう人はブーメランになって自分の言葉や行動が返ってきますので、不用意な発言や行動をするといつの間にか自分自身に矢が刺さるというのをこれまでたくさん見てきました。
自分自身(組織)のどこが秀でていて、どこが劣っているのかがよく分かっていない(自分自身をよく分かっていない)。こういう人々も先々の長期的な成功が非常に難しいタイプだと言えます。
能動的な人であれば自分であれこれ試して、かついろいろと動くことができるのでほっといても成功する率が上がりますが、受動的な人はいろいろ試す前にあれこれ考えたり悩んだりしてしまい、結局は行動できないという人が本当に少なくありません。
自分が受動的なタイプだという自覚が強い方は、自分に合う良いメンター(先を行く人・師匠のような人)と出会えるかどうかも重要なカギとなります。
人間にはそれぞれタイプがありますので、全方位的に目を向けて柔軟に動くことができる人がいる一方、偏った方向でしかものを見られない人たちもたくさんいます。
後者のタイプの人の方が日本人は圧倒的に多いと思いますので、やはり様々な視野・視点を持ち、冷静に判断できる優秀な右腕(アナリストやコンサルタント)のような方の協力を必要とする場合もあるかもしれません。
独立や起業というのは誰かの真似だけでは成立しません。時代も違っていたり、人も違っていたり、環境が変わっていたり、同じ条件では起こる事を再現できないからです。ある程度は誰でも事を進めるのに手探りになるのもやむを得ません。
せっかちな人は起業や独立や投資には向いてないと思っています。自分のモチベーションや気持ちをコントロールしにくい、お金の管理や勘定がうまくできない、そもそも気が変わりやすい、すぐに他人に影響されてしまうなど、日本人気質あるあるが多い人だとやっぱりうまくいかないのだろうと考えられます。
日本人の約9割は勤め人(主に正規・非正規のサラリーマン・パート・アルバイト・フリーターなど)だとされています。独立に成功するのは確かに簡単ではないと思いますが、結局のところは本人の覚悟次第。自分をどこまで追い込んでその道に向かわせることができるか?
政府や会社などすぐに組織のせいにしてしまうようなタイプの人は結局は独立も起業もうまくいかないのでしょう。自分の可能性を追求して、ああでもないこうでもないといろいろ考え続けて行動し続けられる人だけが、元へ戻ろうとする引力(重力)を突破して成層圏や宇宙空間に突入できるのかもしれません。
地球上にいる限り、引力には逆らえずに落ちてくるものが当たり前の世界です。相当な沸き起こる精神的エネルギーが必要なことだけは言うまでもないことなのでしょう。