前例踏襲を繰り返す人々 | Passのブログ (情報部屋)

Passのブログ (情報部屋)

不動産投資から株式投資、育児から家事まで、その他 国内・海外の見たこと感じたことをただつらつらと書き連ねるブログです

バカの壁という本が昔にたくさん売れていましたが、誰しも歳をとると脳が劣化(衰退)するもの。そういう意味で過去には頭が良かった、賢かったとされる人でも、年齢を重ねていくと愚かな人間になってしまうことも多々ありますね。

 

 

 

 

日本の政治家などは学歴も高く、組織や業界のエリート集団から議員へ鞍替えした人も多くいると思いますけれども、国民からはあまり(というかまったく?)信頼されていない人達の代表ではないでしょうか?(そうでない人もいますがそれは少数派)

 

人間で本当に頭が良い人は自分のする(したい)ことを自分自身で目的・完結できる人ではないかと思います。自給自足できる人は頭がいいし、体力もあるし、能力も高い。

 

その視点でいくと、このとにかく明るい安村のイギリスでの芸はスゴイw

 

 

 

 

普通ではちょっと考えないようなことをあえてする。わざわざ海外まで行って裸一貫で道具(パンツ一丁)も持たずなかなかできることではありません。これくらいのぶっ飛んだ発想をしないと、世界でもウケないのだろうなと思いました。

 

日本が約30年間経済が伸び悩んでいるという話も、人々が高齢化して過去の繰り返し(前例踏襲)ばかりをしているから、イノベーションが起きないという意見はあながち間違っていないと思います。

 

人がこれまで想像もしなかったこと、一歩も二歩も先行く思考や発想を生み出すのはこの30年以上日本では伸び悩んでいます。

 

過去の成功体験を未だに引きずって、過去のしがらみにとらわれたり、新しいことに挑戦していない人や組織は落ちていく運命にあるでしょう。日本のいわゆる地方組織や旧来型組織などがそれにあたります。

 

東京のような都市文明社会であっても、同じことの繰り返し(例えば都市の再開発)や環境や周囲に配慮をしない行為は前例踏襲を引きずっているのかもしれません。

 

常に新しいことを挑戦するのはエネルギーがいるし、ラクではないですし、人間はラクをしたいから何かの肩書きが必要だったり、お金が必要だったり、資格や組織などについつい依存をするわけです。

 

でも、本当に必要なのはそのような外的要因ではなく内的要因の変化なのかもしれません。

 

これから日本は衰退社会を着実にどんどん歩んでいきます。その流れは止めようにありません。人口減少も起こりますし、企業の縮小や合併、閉業や倒産もあるはずです。その中で個人は揺さぶられるのは間違いありません。今から覚悟しなければいけないことです。

 

しかし、個人レベルでは常に新しいことに挑戦したり、過去の成功を無いものとして新たなスタートをきったり、現状を打破することによって、その人の脳は活性化されていくかもしれません。

 

終身雇用や年功序列がなくなっていく、日本経済や社会が衰退するのは残念・直視したくないというノスタルジーやアナフィラキシーを発症することだってあるかもしれませんね。

 

ただ、これまでの価値観に縛られる必要がないんだ、これからもっと自由にチャレンジングに生きていいんだと思えば、少しは人生も変わるのかもしれません。

 

前例踏襲を止める。そんなの当たり前だという発想を止める。どうせ何もできやしないという否定思考を止める。未来のことは何も決まっていないし分からないと考える方が(ラクではないですが)脳の活性化という意味では価値があるのかも。

 

意識的に考えていないと脳はついついラクをしたがりますから、常にチェックしていないとダメなんでしょう。

 

アーリーリタイア?FIRE?それはもうその人の脳の衰退の始まりかもしれません。