韓国社会と梨泰院の事故 | Passのブログ (情報部屋)

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韓国の梨泰院圧死事故から約半月が経過して、日本人も含めて159人が無くなるという大惨事になりました。

 

亡くなった方々には深くお悔やみを申し上げたいのと同時に、このような事故は日本国内でもありえる(現に過去に明石であった)という話。

 

それに加えて韓国特有の社会問題が入り交ざっているという話もまたこれあり、様々な観点が出ていて非常に興味深く見ました。

 

韓国人の国民性の問題について触れるのは私はこの記事↓が初めてかもしれません。

 

 

 

過去記事

 

 

 

梨泰院事故のシチュエーション的なことを言えば、

 

・コロナ規制明け

・何年ぶりかハロウィン大騒動

・外国人観光客の再来

 

などなど人が多く集まり、又は心が開放的になり、雑踏が野放しになるリスクが高い素地がもともとあったわけですが、それにしても159人という大人数の人々が一点に集中して亡くなってしまったわけです。それはなぜなのか?という発生理由の深い闇の部分については、ちょっとよくよく考えたくなるというのは私も分かります。

 

私も韓国に何度か行ってみて感じたことがあるのは、確かなのは日本よりも交通ルールや交通マナーがかなり悪いということ。やはり公共の場(特に道路上)においての礼儀正しさや譲り合いというのでは、日本の右に出る国は少なく、日本社会は世界各国に比べてもお行儀のよい公共社会だというのはおそらく間違いありません。

 

構成する人々のモラルハザードが輻輳化すると、大事故や大事件が起きてしまう傾向があるのは間違いなく事実でしょう。欧米や北欧に比較するとアジア諸国は人口密度が高いこともありますが、日中韓などアジアの大都市の方でこういった雑踏事故や大規模な交通事故というのが起きやすい素地はあるかもしれません。

 

以前に起きた明石市での歩道橋圧死事故やJR西日本の福知山線脱線転覆事故などでも、関東よりも関西で続いて起きているというのも私は少し気になっているところです。

 

関東と関西の二大都市圏で比較しても、関東の方が圧倒的な人口密度を有しているのですが、事故が起きたのは関西であったこと。ここは多少なりとも地域性の問題も有しているのかな?とは感じています。

 

東京よりは大阪の方が「お金にがめつい」とか、「交通マナーやモラルが低い」などの指摘は時々耳にします。東京よりも大阪の方が持ち合わせている気質がいわゆる大陸的であり、人々が譲り合わない?というよりも我先を争うような文化がやや根強い可能性があるのは確かに否めないところ。

 

大事故や大事件の裏には、その社会を取り巻く人々の複雑な生活環境や心理的な要因も隠れていることが多いものです。そういうことから考えると韓国ソウルの梨泰院圧死事故については、

 

「日本社会でも十分に起こりえる事故だが、これだけ被害者数が増えたのは韓国社会の歪みの問題もあるかもしれない」

 

という上記記事の指摘も確かあると思わせるところはあります。

 

とはいえ、日本社会が特別にお行儀が良い国かといえば、昨今は決して楽観的にも言えないわけであり、特に外国人観光客の問題もあったりして、渋谷や六本木などに出歩く人々は心が開放的になっています。

 

そんな深夜の集団心理の中では若干暴走気味な精神状態を持ち合わせている人も複数いるのは事実だと思います。

 

いずれにしても確実に言えることは、人々が自由勝手に大勢で闊歩し、お互いに譲り合わず、歩く人々が無作法におしくらまんじゅうなどをすれば、そこから圧迫されて犠牲になる人が激増してしまうということ。

 

社会についても同じことが言えるわけで、やはり譲り合う、周囲の様子をうかがうということは、社会が混乱することを防止する役割もあるのだなというふうに感じております。