京急&京成がダイヤ改正 | Passのブログ (情報部屋)

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羽田空港と成田空港にアクセスしている京急と京成、両社が11月26日にダイヤ改正をすると発表がありました。

 

 

 

 

京急は快特が半減して特急が大幅増加、横浜方面のエアポート急行を半減。京成は新鎌ヶ谷にもスカイライナーが1時間に1本停車するということになったそうです。

 

スカイライナー新鎌ヶ谷に止まるのは意外であり、柏市や松戸市、船橋市などの所要時間は短縮されるので、特に成田空港から帰宅の際にスカイアクセス利用の選択肢が増えるのは悪いことではないかもしれません。

 

京急はこれまで快特が多すぎたんでしょう。横浜までは蒲田・川崎しか止まらないので、京急線の都内近距離利用は不便でした。横浜以遠の長距離利用が減ったことや空港利用者が落ち込んだことから、地域の利便性を向上しようという動きは京成や南海などでも同様です。

 

京王も準特急が廃止され、特急の停車駅が増えました。どの地域でも電車での遠距離移動が減ってしまい、本数そのものを減らしたり、停車駅を増やすなどして、経費の節減と利便性の維持をギリギリで図っているところだと思います。

 

速達列車が減っていくのは少し残念ではありますが、スピードが早い速達列車とはいえども車内ガラガラでは沿線住民から不満が出るのも当然なので、事の成り行きとしては、まあ致し方がないと思います。

 

これから日本の人口は減少スピードがさらに加速していくので、速達列車はもっと少なくなりそうですね。速さで競う時代は多くの輸送利用があってのこと。インバウンドを除いた国内需要で日本人の利用が増えることはもう無いと言っていいのでしょう。

 

利用者が減れば電車(血流)のスピードが落ち、本数(血管)が減っていく。いつかは末端の路線(毛細血管)は維持ができなくなり切り離されていく。人間の血管の老化ともよく似ています。

 

国が衰退(老化)するというのはまさにそういうことですね。もうその辺は運命として割り切るしかないのかなと思っています。