少子高齢化の今じゃアラフォーやアラフィフ世代が普通に乳幼児を生み育てる姿。この世界観を昭和のアニメで既に体現しているのが、国民的人気のサザエさんに出てくるあの磯野波平さんフネさんご夫婦。
「ばっかもーん!」
っていう頑固オヤジなイメージが強いですよね。波平さん。オヤジというよりむしろおじいちゃん。
サザエさん公式サイトでの年齢設定だと、
サザエさん キャラクター紹介 - フジテレビ (fujitv.co.jp)
磯野波平 54歳
磯野フネ 50代 (波平よりは年下?)
フグ田サザエ 24歳
フグ田マスオ 28歳
磯野カツオ 11歳
磯野ワカメ 9歳
フグ田タラオ 3歳
今の時代と比べてどうでしょう?
波平が43歳の時にカツオ君が生まれてるんです!波平が45歳の時にワカメちゃん。波平が30歳の時にサザエさんが生まれてる。
波平30歳のときにサザエさんが誕生とその妹にワカメちゃんがいるということを除けば、私の現在の家族の状況と磯野家はほとんど変わらないw
波平さんをおじいさんとdisることは、自分自身をdisっておじいさん化することにも等しいという。すわおそろしい真実。
さすがにワカメちゃんのような妹こそウチの息子にはいないけれど、昭和のあの時代に誰がここまでのアラフォー・アラフィフ父親高齢化を予想できたものでしょうか?
サザエさんは昭和の戦後から最先端を走っていたのかもしれない?すごい想像力だと思います。
そんなサザエさんのお父さんの波平さんの歳に自分がどんどん近づいてきている衝撃的事実!うーん、あり得ない!
今と昔では歳のとり方が違うとはいえ、「サザエさんのようなあんな家族形態は絶対ありえない」と当時子ども心に思っていたのですが、こうして振りかえって考えると「全然ありえなくもなかった!」という現実です。
45で父親かあ。今ちっともありえなくない....
本当に今はすごい時代ですね。昔は人間50年と言われていたんです。戦前戦後ぐらいは寿命は50代から60代くらいで男は終わっていたんですから。
そのうち私も波平さんの歳を迎えて、還暦をこえて、年金開始の頃にはようやく子どもが成人。そう考えると息子の世代で「さすがにこれ以上の高齢化父親はないだろうなあ?」とは思います。
両親の高齢化が社会に及ぼす影響は小さくないと思われますが、自分自身がそうなんですから、あれこれ論評することは差し控えておきます。
両親がたとえ若くても不安をもっと少なくして、希望さえすれば子どもが無事に授かれるようになったらいいなあ。ウチの子どもがもしアラフィフで孫が生まれてたら、私はきっと鬼籍に入ってるはず?
万が一、私が生きていたらもう90歳近くです....