2013年の日本の貿易収支は、過去最大の11兆4,745億円の赤字となりましたが、経常黒字はかろうじて黒字となり、最小の3.3兆円となったようです。
しかし、下半期は初の赤字になったとのこと。
これまでの経常収支の推移(出所:財務省) については、
2009年 +13.7兆円
2010年 +17.9兆円
2011年 +9.5兆円
2012年 +4.8兆円
2013年 +3.3兆円
という形で着実に悪化しており、このまま今のような生活を続けていくことはできなくなるのはもはや必至です。
2010年代後半には、日本の経常赤字転落が予測されます。すなわち、あと数年後には日本の経常赤字が訪れるだろうというように考えた方が良さそうです。
日本もいずれ赤字国に転落!そうなると・・・、
・日本国債の暴落
・日本円の暴落
・日本経済危機&財政危機の勃発
はきっと避けられないでしょう。(果たして東京オリンピックは大丈夫ですかね?)
日本は経常黒字国であれば、信頼が高くて金利も低いですが、日本が経常赤字国に転落後には、信用度は著しく低下します。
もし、日本国債が暴落してしまい、金利が上昇すれば、「経済大国ニッポン」の終焉なんですね・・・。
その時をこれからどのようにして迎えるべきか?その覚悟はしておいた方が良さそうです。
(参考記事)
○2013年の経常黒字 最小の3.3兆円 円安で貿易赤字拡大 夏期は半期ベースで初赤字(時事)
http://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_eco_bop-balance
○貿易赤字11兆円!から予想する日本の将来像 物価狂乱、年金大幅カット、原発再稼働ならどう投資する?(Moneyzine)