資産を大リストラ中のパナソニックが、三洋電機の旧本社ビル(大阪府守口市)の売却を検討していることが分かったそうです。
現在、地元の守口市を売却先として交渉を進めているようですが、売却額は30億~40億円の見通しで、2014年度末までにまとめる方向とのこと。
パナソニックは今、自己保有資産の売却を加速させていますが、三洋電機の保有していた物件を全て売却するということで、旧・三洋電機に勤めていた方にはかなりショッキングな話でしょう。
それに加えて、守口市の市役所が築62年であることも驚きです。
駅前の空いたテナントビルに古い市役所を移転させるというのは、東京の目黒区などでも千代田生命の破綻の際に行われた記憶がありますが、家電リストラの進む関西でもこのような動きは追随しそうです。
パナソニック本社そのものは大阪府門真市でしたが、果たしてどうするつもりなのでしょうか?
(参考記事)
○パナソニック、三洋本社ビル売却へ 大阪・守口市と交渉(朝日)