昨日のコツコツ会では、話題の中に「ブラックアルバイト」の話もありました。
何だって「ブラックバイト?」が今は流行っているのか?
「ブラック企業」はもはや日本の当たり前の労働慣行になっていて、流行語大賞にノミネートしてもおかしくないぐらい言葉として普及しました。
しかし、アルバイトの世界までが「ブラックバイト」化し、不法労働が平然と行われていて、そこで働いている人々が利用されて、完全に食いものにされているという恐ろしい現実・・・。
さすがにこの話については、昨日の話の中で、私もかなりショックを受けました。
私も、高校生時代にファミレスのアルバイトをしていたことがあるのですが、当時の正社員の方に「ウチには絶対に来ない方がいいよ!」と助言してくれたのが記憶に残っており、それは今から20年以上前のことです。(バブルの時代であったにもかかわらず)
当時の私(高校生)の時給は500円台。もちろん高校生の身分とは言え、今じゃタダ働きに近い状態ですよね・・・。(ちなみにその会社のレストラン部門は、今はもうありません・・・)
とにかく、食品系、IT系、ガテン系、アパレル系、コンビニ系、倉庫作業系、医療系などなど、これらの下請け系のアルバイトの仕事は、場所によっては今は本当に蟹工船状態になってきているようです。
例え、時給の単価を上げた所で、給料のピンハネが起きているようだし、超過勤務も支払われないようですから、サービス残業という言葉は、今や正社員の専売特許ではなくなりつつあるようです。
日本の欧米化(米国化)が進んで、自己責任の時代に突入しているのでしょうか?正直寒気がしました。
ちょうど、そのことを証明するような新聞記事があったので、残しておきたいと思います。
(参考記事)
○ブラックバイト:横行 「契約無視」「試験前も休めず」(毎日)
http://mainichi.jp/select/news/20130808k0000e040237000c.html
(続く)