昨晩は、個人投資家、士業、サラリーマン、公務員と多岐に渡る職業の方々との数人と投資懇談会を銀座で行うことが出来ました。
月末の花金ギンザ
夕方18時から飲み始めたのに、気が付いたらもう23時半。アッと言う間に時が過ぎ去りましたね。貴重な情報をありがとうございました!
そこで話した内容は、投資や経済から政治行政、サラリーマン生活全般に及ぶことまで、非常に多岐に渡りました。
しかし、やはり多くの人々が注目しているのは、これからどのようなサービスや銘柄やブランドに、今後のビジネス展開への未来に対する期待が膨らませられるかということ。
このことについては、特にいろいろ具体的な企業や銘柄や社風なども挙げて、いろいろと話し合ってみました。
○21世紀で選ぶ銘柄の価値基準など
①単にモノを売る企業は価格競争に巻き込まれる。文化や夢やブランドを売る。
②プラットフォーム(インフラビジネス)で、いかに顧客のニーズを引き出すか?
③日本企業であれば、得意のサービス力で顧客の心を惹かせるものがあるか?
④ある種の中毒性(依存性・宗教性)で、それを使わざるを得ない状況にする。
⑤日々の生活に絶対に必要な医療や衣食住遊に関連して、優位性も持っている。
⑥自己資本率の高さ、または借金が大きい場合は何の投資に使われる予定か?
⑦将来の日本や世界での歴史的なイベントがあった時、その企業の立ち位置。
⑧ブランド力や企業風土が国内外の新しいライフスタイルに密着しているか?
⑨双方向ネットワークやオープンスタイルを重視する企業価値・社風のあり方。
⑩省エネルギーや環境配慮、家計や労力で過重負荷をかけ過ぎない新サービス。
このような基本的な21世紀型ビジネスマインドが、今後の価値基準の上昇としての目安になるような気がしました。
また、大小の組織合併が今後もさらに繰り返されることも考えられ、技術や能力は非常に高いものの、市場規模の小さな優れた企業が、大きな企業との合併や関連企業になったり、資本提携したりすることでにより、一時的にでも企業価値が大きく上がるなどの場合も事前に押さえておきたいところでした。
このような新しく開かれたビジネスマインドが、未だ内向きの日本ではまだまだ遅れ気味なので、どの企業や組織が抜け出てくるのか、これからも綿密にデータを調べていきたいところですね。