勤労に感謝ができない日 | Passのブログ (情報部屋)

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勤労感謝の日ということで、もはや勤労には幸せを感じなくなりつつある今の日本社会での成功というものについてじっくりと考えてみました。

○成功は運である 失敗は実力である(起業支援コラム:大木ヒロシ)

http://www.ikas.jp/know/column/text/text26.html


どんな人でも「成功」を求めて、自分の目標を考えて生きていますが、この時代では、経済も財政も先進国はますます厳しい下り坂、誰もが成功や順調な生活を達成できることが難しくなってきました。過去の栄光を考えれば没落ともいえる事態で、非常に残念なことです。

では、それではどうやってこれを乗り越えようか?ということなのですが・・・。結局は発想の転換を図るしかないのではないか?

①失敗するのは当たり前だと考える。

ユニクロの柳井さんも本で「一勝九敗」と言っているぐらいですから、失敗はごく当たり前と言っていました。あれだけの名経営者でも、商業的に成功するということは大変に難しいと言っています。失敗は別に悪くない。むしろ普通のことなんだよと自分を慰めるようにする。ただ、命にかかわる失敗だけは避けたいですが。

②成功はただ運が良かっただけと考える。

「成功は実力」という考え方があります。が、これは冷静に考えるとやはり錯覚でもあり、運によるものが大きいと感じます。そもそも戦後の日本経済が、一定の時期から急成長したのは、その実力というのもありますが、団塊の世代などの人口構成の条件や国際事情・政治体制による環境要因が大きく、時代の「運」とも言えます。これが仮に大成功だったと言えたとしても、今の日本や欧米を見ていれば、ずっと長続きできないのも当たり前であったと。

③挫折もまた運で今後に誰もが経験する。

そして言うまでもなく、先進国はこれから「挫折の時代」を迎えます。確かに気は重いですが、これもまた「運」なんですよね。これまでエネルギー消費の高い生活を送ってきたんだから、そりゃ当たり前と言えば当たり前で。それにほとんどの先進国民があまねく経験するのであれば、逃げることはできない。身の丈レベルで生きることを覚悟するしかないと。

それであっても、機会(チャンス)は積極的に行動し、何度も挑戦し続ける人の所にしか多分やってこないし、その上で今までのように勤労だけをすれば良いという時代ではないのも現実だったりします。