皆さん、こんにちは。
千葉県議会議員(船橋市選出)の石川りょうです。
今日は、現在開会中の千葉県議会2月定例会における我が会派(千葉政策議員団)の代表質問のうち、私が考えた質問について紹介する第2弾です。
千葉県職員の名札の表記について。
地方自治体の職員が業務中に身につける名札の表記を、フルネームから名字のみに変更する動きが出てきています。理由は、SNSの普及で、名札から個人情報を検索されたり、インターネット上に名前が公開されたりしてプライバシーが侵害される懸念があるためです。
最近では、全体的に窓口業務で職員がカスタマーハラスメントや脅迫に遭う場面が増えてきています。名札の記載内容の変更を実施した自治体では、職員から「安心できる」といった声が上がっているとのことで、多くの職員にとって喜ばれる変更となっていることがうかがえます。
また、苗字のみに変更したうえで、どなたにとっても見やすいように、文字サイズを大きくし、ふりがな・ローマ字を記載すべきだと考えます。
そこで私から以下のような質問をしました。
【石川の質問】
県庁職員のプライバシー保護、カスタマーハラスメントや脅迫、ストーカー等嫌がらせ行為を未然に防止するため、また、誰にでも見やすいデザインとするためにも、県庁職員の名札の記載内容を見直すべきと考えるがどうか。
【千葉県副知事の答弁】
〇 本県では、県民サービスの一層の向上、職員の責任ある対応の徹底を図り、円滑な県政の推進に寄与するため、平成10年度に「職員の名札着用要綱」を制定し、名札に、所属名・氏名・顔写真などを掲載することで、県民サービスの向上に一定の効果を上げてきたものと考えています。
〇 一方で、近年、官民を問わず、名札に記載されたフルネームをインターネット上に無断で公開され、プライバシーが侵害されるなどの事例が報道されています。
〇 こうした状況を受け、名札には名字のみを記載することとした自治体もあることから、職員が安心して働くことができる環境を整備するため、名札の記載内容について検討してまいります。
千葉県内の自治体でも、名札の表記を変更する自治体がどんどん増えています。私の地元・船橋市でも、本年4月から、私の提案通りに変更されるとのことです。
船橋市の変更内容についてはこちら。
そんなに難しいことではないと思いますので、千葉県も早く変えればいいのにと率直に思います。
2024年3月13日 千葉県議会議員(船橋市選出) 石川りょう