皆さん、こんにちは。
船橋市議会議員の石川りょうです。
令和3年船橋市議会第1回臨時会は、4月15日と16日の2日間をかけて終了しました。
主に審議された内容は、「子育て世帯生活支援特別給付金給付事業費」です。
全会一致で可決されました。
この事業は、新型コロナウィルス感染症による影響が長期化する中で、低所得の子育て世帯に対し、その実情を踏まえた生活の支援を行うために、まずはひとり親家庭に児童一人当たり一律5万円を支給するものです（国の事業を市が執行）。
＊ひとり親の認定を受けている世帯に限ります。
＊ひとり親以外の低所得世帯に対する給付は、報道によると7月以降になるとのことです。
しかし、全てのひとり親家庭が対象となるわけではありません。
要件があります。
（１）令和3年4月分の児童扶養手当の支給を受けている方
（２）公的年金等（障害年金等）を受給していることにより、令和3年4月分の児童扶養手当の支給を受けていない方（児童扶養手当に係る支給制限限度額を下回る方に限ります）
（３）令和3年4月分の児童扶養手当は受給していないが、新型コロナウィルス感染症の影響を受けて、令和2年2月以降に家計が急変し、収入が児童扶養手当を受給している方と同じ水準になっている方
（１）に該当する方は申請の必要はありません。「給付させていただいてもよろしいですか？」という内容の通知を送らせていただきますが、「どうしてもいらない」とお断りされる方以外には、5月11日の児童扶養手当と一緒に自動的に振り込みます。
（２）と（３）の方は、市役所が把握できていないので、申請が必要になります。
ただ、この事業は、実は昨年にも実施されております。
その時に支給を受けた方に関しては、市役所からご案内や必要書類等を郵送させていただきます。
申請から3週間以内での振り込みを想定しています。
前回に支給を受けておらず、その後にコロナの影響で家計が急変し、今回申請したいという方に関しては申請が必要になります。
5月1日の広報ふなばしや、船橋市のホームページ（現時点ではまだ準備中）等で申請方法をご確認ください。該当すると思われる方は、まず市役所（子育て支援部児童家庭課）にお電話いただきたいと思っています。支給を受けられる対象か否かが確認できますし、対象であった場合にはその申請方法などをご案内できるからです。
ちなみに、支給の条件となっている、「収入が児童扶養手当を受給している方と同じ水準」というのはどれくらいなのかと言いますと、ひとり親世帯の認定を受けていて、
①お子さんがお一人の場合は年収が365万円以下
②お二人の場合は412万5千円以下
③三人の場合は460万円以下
④四人の場合は507万5千円以下
⑤五人の場合は555万円以下
の場合になります。
（１）の方は自動で振り込まれるので安心なのですが、（２）と（３）に該当する方で、昨年支給を受けていない方への支給漏れを心配しています。自分は該当するかも！？と思われた方は、広報ふなばしや市のホームページなどをご確認いただいた上で、船橋市役所児童家庭課までご連絡ください。
2021年4月16日 船橋市議会議員 石川りょう