皆さん、こんにちは。

船橋市議会議員の石川りょうです。

 

船橋市は、12月1日以降に高齢者施設等に新規に入所する方々に対してPCR検査を実施することを決定しました。

*高齢者施設等とは以下の施設を指します。

特別養護老人ホーム、短期入所生活介護、介護老人保健施設、介護付きう有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、軽費老人ホーム、養護老人ホーム、グループホーム、障碍者支援施設、ショートステイ(障碍者)等の220施設

 

自治体が実施する行政検査としては全国で初めての事例のようです。

 

重症化リスクの高い高齢者がいる介護保険施設等への新規入所者からの新型コロナウイルス感染症を防ぐために実施します。市では、これまでに高齢者・障碍者福祉サービスを行う施設と協力し、施設職員や利用者に陽性者が発生した場合のシミュレーションを行うなど、日々の感染拡大防止に努めてきています。今回の検査体制を整えることで、より安心な施設運営につながることが期待されます。

 

これまでに船橋市議会健康福祉委員会は、市内介護事業所の代表の方々を参考人としてお招きし、今次コロナ禍において、事業者さんたちが困っていることの聞き取りを行ってきました。その内容をまとめた委員会決議を執行部に対して提出しており、この決議の中に、「介護従事者や利用者への速やかなPCR検査の実施」を求める内容を入れていました。今回、その事項が実現されるということで、当委員会としても、本当に市のためになる、事業者の方々のためになる政策提案ができたのだなと嬉しく思っています。

 

対象人数は3,555人と計算しています。

これは、毎年の平均施設利用者総数を3で除したものです(12月から3月末までの4か月が対象であるため)。

12月1日より、1日34人くらいのペースでPCR検査を行い、来年3月31日までに終了する予定です。

自己負担はありません。

 

なお、検査をするのは、施設が検査を希望し、なおかつ入所者も同意した場合になります。

検査をしたことを入所の条件にはしないということです。

 

2020年11月13日 船橋市議会議員 石川りょう

石川りょう公式ホームページ