皆さん、こんにちは。

船橋市議会議員の石川りょうです。

 

本日は連投になってしまいました。

船橋市教育委員会は、5月の小中学校の給食提供について、以下の理由により提供を中止しました。

○ 昨年度3月から学校給食が停止していた現状から、 学校再開後に稼働 させて いなかった機材の衛生面や 稼働状況の点検が必要とな る 。併せて不備があった場合の調整に、一定期間の時間が必要にな る 。
○ 5月以降の状況も 予断を許さない中、教育活動を臨機応変に対応できるようにするためには、計画的な学校給食の運営が困難になることが予想される 。 また 慌ただしい中で 新年度の始まりを迎えるため、アレルギーを持つ児童生徒の対応が不十分な状況であることが考えられ る 。

 

しかし、6・7月は提供を行うことを決めたようです。

様々なご意見があろうかと思いますが、私は、「貧困家庭やネグレクト状態にある子どもたちに昼食を食べさせることを第一と考えた」という船橋市教育委員会の決定を支持ます。

 

以下に、教育委員会からの報告を添付します。

*私が重要だと思う点を赤い字にしました。

 

 

【6・7月の小中学校給食の提供について】


6・7月の小・中学校給食については、新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐため、通常通りに給食を提供することは困難な状況にある。教育委員会としては、保健所にも相談した結果、この非常事態においては栄養価や摂取カロリー量等にこだわるのではなく、貧困家庭やネグレクト状態にある子供たちに昼食を食べさせることを第一と考え、給食の提供を考えるべきという結論に至った。そのため小学校、中学校、双方に考えられる感染症予防策を講じた上、以下のような方法で給食を提供していきたいと考える。

 
1 小学校給食について

小学校については児童が給食当番を行うため、感染予防のためには短時間で配膳が完了できる献立が望ましい。各学校の教室配置や人数等の実態に合わせて、短時間で配膳が完了できる献立作りを栄養教諭、栄養職員に促す。
〇 配膳の仕方についても、大人数で隙間なく並んで行うことがないよう、工夫と指導をお願いする。

 

 

2 中学校給食について
〇 中学校はランチルームで喫食をしているが、ランチルームでは3密の状況を作りかねない状況である。様々な条件を考慮すると小学校と同様、教室での喫食が望ましい。そのため、教室に持ち帰りがしやすいよ
うパック詰めの給食提供を考える。

〇中学校についてはA献立、B献立、弁当の選択給食を実施しているが、パック詰めを考えているので、6、7月は小学校と同じ単一の献立で、給食か弁当どちらかの選択とする。
○単一の献立では調理に無理が生じる学校については、委託炊飯等を考える。また、船橋市は手作り給食を基本としているが、学校給食は出来上がりから2時間以内で提供しなければならないことも考慮し、各学校

の実態に応じて栄養教諭、栄養職員に献立作りをお願いする中、冷凍食品の使用もやむを得ないものする。
 

3 特別支援学校について
〇特別支援学校については様々な個別の対応が考えられるので、特別支援学校独自の感染症対策を講じた上で、給食の提供を考えている。
※ なお、学校規模によっては簡易献立、パック詰めの給食提供ではなく、通常どおりに提供可能な学校もあるが、市内で不公平感が出ないよう、全小・中学校において実施する。

 

 

2020年4月20日 船橋市議会議員 石川りょう

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