皆さん、こんにちは。
船橋市議会議員の石川りょうです。
 
今日の写真はなかなか衝撃的なものです。
千葉県の「旅券権限移譲(令和元年度)」という資料になります。
千葉県内の市町村で旅券(パスポート)の申請から受け取りまでできる市町村とできない市町村が色分けで記されています。できる市町は、その時期によっても色分けされています。
 
船橋市の現状をご紹介しましょう。
JR船橋駅南口のFACEビル7階には、葛南地域振興事務所があり、ここにはパスポートを受け取ることができる窓口があります。パスポートの申請は、千葉市にある中央旅券事務所か、松戸市にある旅券事務所でしかできません。
 
したがって、この地図上では船橋市は旅券の申請がまだできないので真っ白で表されています。
しかし、近隣自治体を見てください。
特に葛南地域においては、旅券の申請と受け取りの両方がいまだにできない自治体は船橋市と習志野市だけ。他は早々に両方できる窓口を設置しているのです。
人口64万人弱を誇る船橋市にとって、これはいささか不名誉なことではないでしょうか?
 
千葉県は、当初は平成30年度までに県内全ての市町村に旅券事務の権限移譲を行いたかったようなのですが、現在は2年延長し、令和2年度での移譲を目指しているようです。それに伴い、地域振興事務所における旅券事務も令和2年度をもって終了するようです。つまり、FACEにある窓口でのパスポート受け取りも令和2年度で終了する見込みです。
 
要するに、令和2年度末までに船橋市がパスポートを申請も受け取りもできる窓口を設置しないと、船橋市で受け取りもできない状況に陥ってしまう可能性があるのです。
 
本日、船橋市役所に、窓口設置の意向を尋ねたところ、現在、鋭意検討中であるとの回答でした。
もう悠長なことを言っていられる状況ではないと思いますので、早急な判断を求めます。
 
2019年12月25日 船橋市議会議員 石川りょう