皆さん、こんにちは。

船橋市議会議員の石川りょうです。

 

今日は、船橋市内で様々なボランティア活動に従事されている市民の方々と船橋市役所との、「行財政改革」をテーマにした意見交換会があり、傍聴させていただきました。

 

高齢者の方々を中心に30~40人ほど集まった会でした。

結論を申し上げますと、参加者からは、行革に対する肯定的な意見が多数挙げられました。自分たちは高齢者だが、協力できるところは協力するから、今回の行革を力強く進めてほしいという声が圧倒的でした。そのためには、近い将来、自分たちが受け取るであろう敬老祝い金などもいらないという声までありました。その代わり、未来の子どもたちのために使ってほしいと。感動しました。

 

しかし、同時に、市民に負担を求めるのであれば、市役所内部の身を切る改革、つまり、人件費の削減や組織改革も行うべきだというもっともなご意見も。そして、行革を一時の事業で終わらせるのではなく、継続的に取り組んでいくべきだというこれまた正論も出ました。それらのご意見に対する市役所の答えも、継続してしっかりとやっていくというものでした。

 

しかし、会の最後の方には、船橋市議会に対する厳しいご指摘が…。

●議員は何もしていない。

●たった2,000票でなれる(投票率が低いことも問題だが)。

●駅頭活動だけでなれてあの給料か!?

●議員も痛みを伴うべきだ。

●定数50人もいらない。

●議員定数削減を。

●議会なんていらない。

 

やはり、多くの市民の皆さんにとっての議会のイメージはそのようなものなのだなと改めて痛感しました。市政や行革に関心を持ってくださっている市民の皆さんにとっても、市議会とは働いていない、意味のない存在だという認識なのです。しかし、これが多くの市民の皆さんの率直な意見なのだと思いますし、現実なのです。この現実をしっかりと直視し、目を背けることなく立ち向かっていくことが必要だと決意を新たにいたしました。行革について聴きに行ったのですが、最後は自分たち(議会)の改革についての傍聴となりました。

 

2019年12月19日 船橋市議会議員 石川りょう

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