皆さん、こんにちは。
船橋市議会議員の石川りょうです。
 
4月1日のブログにて、飯山満駅第1駐輪場の出入り口の狭さについてレポートいたしました。
圧迫感を少しでもなくすために、スロープを降りたところのフェンスを撤去し、代わりに背の低い柵を設置しました。
しかし、これでは抜本的な解決にはなっていないということで、さらに深く調査をしておりました。
今日は、調査結果のご報告をいたします。
 
▲飯山満駅第1駐輪場の狭い出入口(出入口はここしかありません)
 
この駐輪場の場所は、飯山満土地区画整理事業の事業地内だということがわかりました。
本事業はもう何十年も続いている事業であり、地域住民の皆さんからは「終わりが見えない」という声をいつも伺っております。しかし、あと7年後には完成する絵が描けています。そして、飯山満駅をつっきり、芝山➡飯山満町➡前原駅へと続く都市計画道路は、5年後には開通する目途が立っているところです。
*飯山満土地区画整理事業の詳しい情報はこちらをご覧ください。
 
下の写真をご参照ください。
飯山満土地区画整理事業の計画だと、今、草が生えているスペースは歩道になる予定です。現在でも、手前は歩道になっているのですが、まだ駅方面のスペースを歩道にすることができておりません。
 
▲飯山満駅へ向かう坂の上から撮った写真
 
▲飯山満駅方面の坂の下から撮った写真
 
下の写真のように、赤枠で囲った部分は船橋市の土地であり、青で囲った部分は、現在、東葉高速鉄道株式会社(以下、東葉)の土地となっています。
 
 
船橋市の土地の部分は歩道になる予定で、東葉の土地の部分は、以下の写真のようにスロープを作る設計図がありました!
現在の出入り口は船橋市の土地の部分なので歩道となり、スロープが新しい出入り口となります。
広いスロープになる予定なので、出来上がれば、これまでのような狭い思い、危ない思いをしなくてすむようになります。
 

▲あくまでイメージ図です。実際の歩道やスロープは形や広さが異なるかもしれません。

 

「じゃあ、いつできるのか?」というご質問に対して、現時点で明確にお答えすることができないのが大変残念です。

以下の写真のように、この場所には茶色の壁が作られています。これは東葉が作ったものなのですが、暫定的なものであり、今後、これを船橋市がしっかりとした強度のあるコンクリートで作り直さなければならないことになっています。この工事をする際に、道路の反対側にある市所有の土地と東葉の土地を使用することが想定されるため、先に駐輪場のスロープ工事に手を付けることができないのです。

 
▲茶色の壁は東葉が作った暫定的なもの
 
壁の工事をなるべく早く実施していただき、その後に駐輪場の出入り口(スロープ)の工事に入っていただきたい旨を要望しましたが、現時点では、いつ着工できるという答えは難しいようです。
 
新しい出入り口(スロープ)が完成するまでの間、飯山満駅第1駐輪場をご利用の皆様にはご不便をおかけし、大変申し訳ございません。譲り合いや声の掛け合いなどによる円滑で安全なご利用を心からお願い申し上げます。先にも申し上げましたが、将来的には、広く新しい出入り口ができますので、それまでの間、どうぞよろしくお願い致します。
 
2019年4月9日 船橋市議会議員 石川りょう