習志野第二保育園の正門
 
皆さん、こんにちは。
船橋市議会議員の石川りょうです。
 
昨日は、船橋市立習志野第二保育園に行ってまいりました。
理由は、お子さんを通わせる保護者の方々から、防犯対策に不安があるという声をいただいたからです。
 
▲正門の鍵(簡易ですね)
 
確かに、園の正門も裏門も高さは低く、簡単に飛び越えられるなと感じました。
そして、鍵です。確かに一つの門に3つは付いているのですが、写真のように簡易な鍵。誰でも簡単に開錠できてしまいます。
 
保護者の方々が不安になる気持ちがわかりました。
 
▲裏門
 
そこで、早速、船橋市役所子育て支援部と協議してまいりました。
 
まずは現状の防犯対策のおさらいです。
習志野第二保育園に限らず、市内全ての公立保育園(27園)には、入り口に防犯カメラが設置してあります。門の高さは、どの園でも、このくらいの高さが一般的だということです。鍵については、27園中9園が電子錠になっています。なぜ3分の1の園だけが電子錠になっているのかと言いますと、耐震化の際にあわせて取り付けたということです。習志野第二保育園の場合は、園全体を改修したのではなく、園舎のみの耐震化だったので、門や周囲の壁などの改修は行わなかったのです。
 
▲裏門の鍵も簡易なもの

私としても、習志野第二保育園をはじめ、市内の公立保育園の防犯対策については、もっと努力した方が良いと考えています。
 
門は、大きくなったり、高くなったり、重くなったりすると、園児や保護者の方々にとって大変になる側面もありますし、周囲との調和の関係も出てくるため、なかなか良いアイデアが出てこないのですが、鍵は簡易な鍵から電子錠にすることができると思います。
 
子育て支援部に伺ったところ、電子錠は一つ設置するだけで2~300万円もの費用がかかるそうです。確かに安い買い物ではないため、市全体の予算の都合も考えなければならないのですが、地域の宝である子どもの安全という視点から考えた場合には、全園(残りの3分の2園)への早急な設置を考えていただきたいと思います。
 
美術館を作るお金があるのならば、こういった施策に回していただきたいと考えるのは私だけでしょうか?美術館の件はしつこいですかね?(笑)
 
2018年7月18日 船橋市議会議員 石川りょう