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▲ゾーン30の入り口には、路上にこのような緑のペイントが描かれます。
 
皆さん、こんにちは。
船橋市議会議員の石川りょうです。
 
さて、突然ですが、「ゾーン30」をご存知でしょうか?
警察庁交通局によると、「生活道路における歩行者等の安全な通行を確保することを目的として、区域(ゾーン)を定めて最高速度30キロメートル毎時の速度規制を実施するとともに、その他の安全対策を必要に応じて組み合わせ、ゾーン内における速度抑制や、ゾーン内を抜け道として通行する行為の抑制を図る生活道路対策です」とあります。
 
簡単に言うと、ゾーン30にはポイントが2つあります。
(1)ゾーン(区域)を定めて、その区域内は、車両は30キロ以下で走行しなければならない。
(2)ゾーン内を、抜け道として使用させない。
 
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千葉県警察によって、船橋市内にも、近年、ゾーン30に指定される地域が増えてきました。
しかし、まだまだ必要な場所が指定されてないと感じます。
その一つが、新高根。
高根東小学校周辺の地域だと考えています。
 
私が議員になってから3年近く経ちますが、この間、この地域の、特に道路(通学路)に関する市民の方々からの相談が多く寄せられています。
 
市道00-139・・・と聞いてわかる人はいないのですが、昔、ときわ書房があった場所と現在でもあるセブンイレブンの間から新高根公民館・児童ホーム方面へ向かう道と言えばイメージできる方もいるのではないかと思います。この道路が、市道00-013(この道路は、広い幹線道路です。高根木戸駅から船取線につながっている道路)の抜け道となり、セブンイレブンのところから右折して、市道00-139を抜けて船取線まで行く車が多くなり、しかも、まっすぐの道路のため、多くの車が結構なスピードを出すのです。
 
市道00-139は高根東小学校の通学路に指定されており、たくさんの児童が通ります。児童が横断歩道で待っていても止まらない車も多く、保護者の方々からなんとかしてほしいというご相談をいただくことが度々ありました。
 
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しかも、上と下の写真をご覧いただきたいのですが、市道00-139から、さらに高根東小学校の正門に向かう道路は、ご覧のように極めて細く、自動車同士のすれ違いもままなりません。子の道路もまた、たくさんの児童が通学路として使っているのです。
 
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私は、このような区域こそ、ゾーン30に指定するべきだと考えます。
ゾーン30の設置への流れを簡単におさらいしておくと、以下のようになります。
①ゾーン30設置の問い合わせ
②要望自治会向け、ゾーン30事業説明会開催
③ゾーン30設置要望書
④意見交換会(市開催・区域内住民対象):導入への合意形成
⑤整備工事発注
⑥工事説明会を開催してゾーン30導入の周知を行う。
 
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船橋市役所道路部には私から相談済ですが、今後は、地元町会や自治会の方々、そして、学校関係者の方々とのすり合わせなどが必要になってくるものと考えられます。
 
しかし、やはり、このような区域にこそ指定が必要だと考えておりますので、根気強く、地元の皆さんの合意を得られるように取り組んでいきたいと思います。
 
2018年3月29日 船橋市議会議員 石川りょう