皆さん、こんにちは。

船橋市議会議員の石川りょうです。

 

来週の月曜日(1月22日)は、市民環境経済委員会で松戸市と市川市に視察に行ってまいります。何を勉強しに行くのかと言いますと、各々の市の防犯カメラの設置状況や方針について聞いてくるためです。

 

船橋市議会では、前回の定例会にて、市民の方から防犯カメラに対する陳情が出されました。船橋市は、防犯カメラの設置に関して、市が主体となって設置するのではなく、基本的に町会や自治会、そして商店会などが自らの意思で設置するものに対して補助をするという設置基準を設けています。

 

しかし、これでは、本当に必要な場所(犯罪多発地域やその恐れのある場所)に設置することができないのではないか?という指摘です。前回の陳情では、高根小学校近くの通学路がそれ(本当に必要な場所の一つ)として挙げられていたわけです。

 

我が会派としては、この陳情の含意に賛同をし、賛成の立場を表明しましたが、市民環境経済委員会全体としては、引き続き検討をしたいということで、継続審議と決定した経緯があります。今回の視察は、委員会として引き続き検討するために、近隣市の状況を勉強に行くという意味合いもあるのです。

 

市川市も松戸市も、共に、犯罪多発地点や交差点、繁華街などに、市が主体となって防犯カメラを設置しています。それにプラスして、自治会や町会、そして松戸市では設置したい市民への補助を出すことにより、市内の防犯カメラの台数を増やしていくという施策を採っています。

 

船橋市もそのようにするべきではないか?というのが私の考えです。

したがって、私が両市に対して質問をしたい内容は、

1.なぜ市主体で防犯カメラを設置しているのか(あまりにも当たり前の質問でおかしいと感じるかもしれませんが、船橋市が違うのであえて聞いてみたい)?

2.自治会や商店会による防犯カメラの設置に対する補助だけで十分と言えるか否か?

3.市主体で設置する場所はどのように選定しているのか?

4.通学路に対して設置するのは、防犯担当課か教育委員会か?

 

以上のような内容です。

これらの回答や、視察を終えて考えたことなどは、また後日、ブログにてご報告いたします。

 

2018年1月19日 船橋市議会議員 石川りょう

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