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皆さん、こんにちは。
船橋市議会議員の石川りょうです。
 
先日の市民環境経済委員会にて、執行部より船橋市墓地等基本方針の素案が報告されました。お恥ずかしい話ですが、私はこれまで船橋市の墓地行政について不勉強だったため、実りある質疑ができませんでした。船橋市の墓地行政についてイメージを深めるべく、本日午後2時から、船橋市最大の市営霊園である馬込霊園を視察してきました。
 
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今朝のニュースで、神奈川→東京と移動してきた野生のお猿さんが、船橋市に入ったとは聞いていましたが、まさか馬込霊園付近にまで移動してきているとは知りませんでした。
 
霊園には、船橋市役所危機管理課や消防、警察とマスコミの方々がいらっしゃって驚きました。しかし、その時点ではお猿さんは捕まっておりませんでしたし、私自身もお猿さんは見ておりません。
 
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馬込霊園は、昭和25年11月14日に開設され、4度にわたる拡張を経て、20,950もの永代使用の墓地(普通墓地と芝生墓地)を抱える船橋市内最大の霊園です。
 
とても広いな~という印象だったのですが、総面積は283,563㎡だそうです。
 
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しかし、この広い墓地も、現在ではキャパがいっぱいいっぱいのようで、毎年40区画程度が返還されて、新たな方のために供されるのですが、公募には400人を超える方々が申し込みをされるようで、10倍もの倍率となってしまっています。
 
船橋市としては、さらに墓地の区画を増やすこと、一つ一つのお墓を小規模化してお墓の数を増やすこと、5,000体を一堂に合祀することのできる合葬墓の建設などによる拡充を考えています。しかし、これ以上のキャパの拡充となると、さらなる道路(船取線)の混雑などを心配される地元の方々のご心配が払拭されておらず、計画段階で止まっているのが現状です。
 
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▲工事中の馬込霊園アクセス通路
 
しかし、昨今から建設が始まっている馬込霊園アクセス通路(霊園ー金杉台団地)の開通が平成31年7月頃を予定しており、この道路が開通すれば、お盆などの繁忙期における船取線の渋滞が改善されるのではないかと期待されています(アクセス通路が使えるのは繁忙期のみ)。
 
船橋市にも高齢化の波は押し寄せています。
ただでさえ不足している市営霊園事情。
これからのニーズの増加を考えた場合、馬込霊園の拡充は船橋市民の公共の福祉の向上につながるものと私は考えています。
 
2017年12月14日 船橋市議会議員 石川りょう