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皆さん、こんにちは。

船橋市議会議員の石川りょうです。

 

今日は、日比谷図書文化館の大ホールで行われた「第12回マニフェスト大賞プレゼン研修大会」に行ってまいりました!首長、議会、議員、市民団体など、全国からの優れた政策の取り組みを表彰する1年に1度の機会なので、毎年楽しみにしています。

 

今回もたくさんの参考になる取組や、考えさせられる取り組みを学ぶことができました。

取り急ぎ、すぐにでも自分の活動に活かせるかもしれないと思った点を、自分への備忘録代わりに書かせていただきます。

 

1.優秀マニフェスト推進賞(市民部門)の「ふらっと」さんの取り組みから

政治を「固くて難しくてとっつきにくいもの」から、「柔らかくてわかりやすくて親しみやすいもの」へ、というコンセプトで、市民と議員が井戸端的に「くらし」や「せいじ」について話せる場を作っていらっしゃいます。バーベキューをしながらですとか、お花見をしながらですとか、飲み屋さんやレストランなどでも政治談議を行っているということでした。

 

私の実施している「りょうCafé」(特にダイアローグ)も、公民館の一室で行うだけでなく、様々な場所やタイミングを活用してみようかなと思います。ご期待ください!

 

 
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2.優秀成果賞の取手市議会さんの取り組みから
取手市議会では、市民の皆さんと議会との意見交換会に、わーるどカフェを採り入れているということでした。私の実施しているりょうCaféでも、ずっと採り入れてみようとは思っていたのですが、なかなか実行できずにいました。しかし、今回決意しました!近日中に、私自身がわーるどカフェの研修を受けてそのやり方を学び、りょうCaféに採り入れてみます!
 
3.優秀シティズンシップ推進賞の有賀久雄さん(長野県松本工業高校社会科教員)の取り組みから
素晴らしい高校の先生がいらっしゃいました。
もう何年も前から、選挙のたびに、授業の中で模擬投票を取り入れていらっしゃった方です。
今回受賞された取り組みは、模擬投票ではなく、なんと、高校生による議会への請願書採択です。高校生が請願書を書いて、松本市議会に提出し、採択をされたという事例でした。
 
私も時折、大学生のインターンを受けれています。船橋市の問題を研究したインターンの成果として、陳情書や請願書を提出するという試みも行ってみようかなと思います。
 
そして、やはりりょうCafé。せっかく、毎回市民の皆さんにご参加いただいていて、貴重なご意見をいただくので、りょうCaféで話し合った内容から、参加者に陳情書や請願書を書いて提出してもらうような実践的な試みも行っていこうと考えています。
 
他にもたくさんの学ぶべき事例があったのですが、いかんせん、今日の研修会では、約20もの優れた取り組みを、1人(1団体)3分以内のプレゼンで発表しなければならないというもので、理解する側も一回聞いただけではなかなか理解できないものもありました。とりあえず、上記は、すぐにでも活かせそうなものを3点まとめました。
 
それにしても、私の尊敬する可児市議会の議長がお話されていた言葉が印象的でした。
「議会は議決機関である。議決した後には、議決したすべての事柄について、議会は、議員は、完璧に市民に説明できないといけない。それができない議会や議員などいらない。」
 
つまり、それぐらいの責任をもってすべての議案を議決しないさいということだと理解しました。
ある意味当然のことですが、これができる議員が果たして何人いるか・・・。
これができないなら、市民の皆さんから、「議員は誰がやっても皆同じ」と思われ、議会不要論が叫ばれるのです。
 
今日は本当に良い刺激をいただきました。
明日からもまた頑張ります!
 
2017年11月1日 船橋市議会議員 石川りょう