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皆さん、こんにちは。
船橋市議会議員の石川りょうです。
 
今日から数日間かけて、先週の金曜日に行われた「平成29年船橋市議会第3回定例会」における市民環境経済委員会の決算分科会のご報告をさせていただきます。
 
私の質問事項を中心にご報告します。
 
さて、突然ですが、船橋市の家庭から出る可燃ごみの総量ってどのくらいだかわかりますか?
平成28年度ですと、約11万8千トンでした。
 
11万トンと言われても、どれくらい重いのかまったく想像がつきませんが、1トンは1,000キロ。体重60キロの人が大体17人分くらいで1トンですね。11万8千トンだと、60キロの人間が大体200万人という計算になります。これだけの重さの可燃ごみが、船橋市の家庭から1年間で排出されていることになります。
 
多いですね・・・。
というところでお話を続けたいところなのですが、今日は、少し違った視点から。
この11万8千トンの可燃ごみを船橋市はどのように収集しているのかという視点からの問題提起です。
 
現在、船橋市は、この11万8千トンのうちの約5万5千トンを市の直営事業として約12億円かけて収集(収集トラックで回ってごみを回収)しています。その内訳は、塵芥収集費が約1億円(塵芥収集車にかかる費用など)、人件費が約11億円(収集運搬業務を行ってくださっている職員144人の人件費)です。
 
一方で、船橋市は、残りの約6万2千トンの収集業務を外部の会社4社に委託しています。その費用は年間6億371万円(人件費と塵芥収集費をあわせて)です。
 
市の直営収集事業としては、年間約5万5千トンで約12億円。
委託している収集事業としては、年間約6万2千トンで約6億円。
後者の方が多くの可燃ごみを収集しているにもかかわらず、値段は半額。どちらの方がいいのでしょう?という問題提起をさせていただきました。
 
船橋市の回答は、災害時のことなどを考えると、市の直営をある程度残しつつ、今後はより多くの収集事業を委託していくことを考えているというものでしたが・・・。
 
皆さんはいかがお考えになりますでしょうか?
 
2017年9月25日 船橋市議会議員 石川りょう