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皆さん、こんばんは。
船橋市議会議員の石川りょうです。

写真は、船橋市役所11階の議会図書室から見た夕陽です。
冬は寒いですが空気が澄んでいて空はとても綺麗ですよね。

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さてさて、今朝は東船橋駅で日々の議員活動を報告するためのチラシを配布させていただきました。お一人の方のお手伝いをいただき、235枚も配ることができました。

ただ、一方の階段が工事のため通行止めとなっていたため、あまりにもたくさんの人がもう一方の通路に集中し、しっかりと挨拶をしてチラシを配るという作業はとても難しかったというのが正直なところでした。

駅頭を終えると市役所へ行って、会派の勉強会でした。
いよいよ来週月曜日(17日)は午前10時より、私の所属する総務委員会が開かれます。生中継はこちらのサイトからご覧ください。

先日公開された今回の定例会(第4回定例会)における石川りょうの一般質問ですが、ただ「録画を見てください」ではあまりにも不親切であると感じたため、一つずつ文章でもご紹介させていただこうと思います。今日はその2です。

【船橋市に住民票を持つ外国人へのマイナンバーの周知と今後について】

11月1日時点で、船橋市に住民票を持つ外国人の方々は1万3千人強いらっしゃいます。これらの方々にもマイナンバーは付与され、通知カードが届くことになっています。

私は、船橋市内在住の外国人の方々や外国人を支援する団体をいくつか知っているのですが、彼らに聞くと、「マイナンバーとはなんぞや?」という答えがとても多く返ってきます。マイナンバーという制度自体を知らないのです。

それもそのはずです。
マイナンバーに関するお知らせや報道のほとんどが日本語でしか行われていないからです。

たとえば船橋だけをとってみても、9月15日に「広報ふなばし」がマイナンバー特集号という形で発行されましたが、その99%が日本語で書かれていました。英語といえば、「もっと情報が欲しい人は以下の番号に電話をしてください」という内容だけ。

さらに、船橋市の英語のホームページのマイナンバーに関するページは、自動翻訳機能を使用しているため、文法は間違いだらけで、レイアウトも雑でした。

これは、船橋在住外国人の皆さんにとってあまりに不親切ではないでしょうか?

一応、船橋市は独自にコールセンターを置き、外国語でも対応するサービスを行っています。しかし、11月24日時点で、外国人からの問い合わせはいまだゼロ件ということでした。これは、外国人の方々がマイナンバーに対して質問が無いのではなく、上述した通り、マイナンバーという制度自体を知らないからではないでしょうか。

そこで、私は市役所に対し、①英語版の「広報ふなばし」を発行すること、②次号の「広報ふなばし」の中にマイナンバーに関する外国語のコーナーを設けて周知すること、③外国語のホームページの文法とレイアウトを修正すること、④在住外国人の方々に向けたマイナンバーを説明するセミナーを開催すること、の4つを提案いたしました。

市役所からは、①「広報ふなばし」ではなく、外国人向けの広報誌「Yokoso」に引き続きマイナンバーの説明コーナーを設ける、②引き続き外国人向けの広報誌を手渡していく、③マイナンバーの外国人向けのセミナーを積極的に開催していく、という回答をいただきました。

そして、本日、船橋市の英語のホームページを確認をしたところ、文法が修正されていました!市役所の皆さんが早速取り組んでくれたようです。

あとは外国人向けのマイナンバーに関するセミナーが開催されていくかということろも引き続きチェックしていかなければと思います。

2015年12月4日 船橋市議会議員 石川りょう
公式ホームページはこちら
第4回定例会における一般質問の様子はこちら