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皆さん、こんばんは。
船橋市議会議員の石川りょうです。

少しご報告が遅くなってしまいましたが、9月20日(日)に、成田国際会館で行われたAfrica Nippon Organization in Action(通称:ANOA)というNPOの設立記念式典に参加させていただきました。

このNPOは、日本に暮らすアフリカの方々と日本人との橋渡しをしていくことをミッションとしている団体です。
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到着してみてビックリしたのは、出席者がとても豪華だったことです!

駐日大使が4人も参加されていました。
ウガンダ、タンザニア、ガーナ、ベナンの4か国です。

このうち、ベナンの大使は、テレビでも有名だったゾマホンさんでした。スピーチを英語と日本語の両方で行ってくださったのですが、テレビ通りのとても熱いスピーチでした。
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【左の女性がウガンダ大使】

私も外交官の端くれでしたので、大使という役職がどのようなものか多少なりとも理解しているつもりです。そういうわけで、大使たちに囲まれてかなりかしこまってしまっていたのですが(ちなみに私が外交官時代はローカルランクで二等書記官・・・)、4人の大使の皆さんは気さくで、とても親切に接してくださいました。このようなところが私がアフリカを大好きな理由でもあります。
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【ガーナ大使と】

しかし、あろうことか、私がGuest of Honorということで、スピーチが大使たちの後。
かなり緊張しました。

事前に日本語でスピーチをしてくださいとお願いされていたのですが、大使たちをはじめ、たくさんのアフリカの方々が見えていらしたので、日本語と英語の両方でスピーチをさせていただきました。
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【ゾマホン・ベナン大使のスピーチの様子】

私のスピーチのメッセージで伝えたかったことはただ一つです。

日本人と日本に在住するアフリカ人との「共生」について考えようということです。

良いことでもあるのですが、親切な日本人の方々は、日本にいらっしゃるアフリカ人を見て、「助けてあげる」という意識になりがちです。でも、日本にいらっしゃるアフリカ人の多くが望んでいることは、「助けてあげる」と思われることではなく、日本で一緒に働く、生活する、生きていく「パートナー」として見てもらうことなんです(これは、ANOAの代表であるウガンダ人の友人がいつも私に語ってくれることです)。

「助けてあげる」ではなく「一緒に生きていく」ことを一人ひとりが考えていきましょうというスピーチを長々と(笑)させていただきました。
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自席へ戻ると、これから韓国に出張に行かなければならないとおっしゃっていたお忙しいタンザニア大使が、「あなたのスピーチは素晴らしかった」と言ってくださり、上の写真のようなタンザニアグッズをプレゼントしてくださいました。大使、本当にありがとうございました。


2015年9月23日 船橋市議会議員 石川りょう
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