{A6949036-4F56-4AB2-86B8-8113956A188F:01}

皆さん、こんにちは!
3月4日(火)も、先週に引き続きまして、船橋市議会の傍聴に行って参りました!
今週から議員と執行部による「質疑」が始まったからです!

今日は、結論から書いてしまいます!

【結論】
皆さんも、一度は市議会の傍聴に行ったほうが良いですよ!
想像以上に面白かったです!!

「議会」というと、政治家と役人という何やら浮世離れした方々が、「質疑応答」と名付けられた儀式の中で、小難しい原稿を読み上げるということ(パフォーマンス)が、朝から晩まで延々と続くのだろうと想像するかもしれません。

確かに、今日は長かった・・・。
質疑は朝の10時から始まり、午後5時半くらいまで続きました(もちろん、途中に休憩は挟みましたが)。

しかし、内容はというと、確かにつまらん・・・失礼しました(笑)、もとい、私にはわかりづらい質問をされる議員の方もいらっしゃいました。そして、「従来」と名付けられた質問方式(これまでの議会でそうだったという意味でしょう)で、質問者が議場前方の演壇に立ち、自身が考えてきた質問を、一気に5問も6問も、ばーっと読み上げるというやり方をされている議員もいて、これは、「とても覚えられないよ、勘弁して」という感じもありました。長老の議員にこのやり方を今だにとっている人が多かったと思います。

しかし、全体的に、最近の議会改革で勝ち取ったという「対面方式」を取る議員の方が多く、このやり方では一問一答形式が多かったため、傍聴者にもわかりやすい方法でした。

議員一人ひとりの個性が出ていて、とても面白かったですよ!詳しい質問の内容は避けますが、「この議員は本当に勉強しているな」とか、「そこに強い思い入れやこだわりを持っているんだな」とか、「何を言っているのだろうか・・・わからん」(笑)とか、とにかく色々な議員がいるんだな~と勉強になりました!

市民の人たちも見に来れば、絶対面白いし、政治に興味もわくんじゃないかなと期待しました!何より一番大事なことは、議員の資質がモロに見えることだと思います!自分が投票すべき政治家がよ~くわかります!!

{62314E6B-F869-4BCC-BC59-817CD02C05C5:01}



【不思議に思ったこと】
1.しかし、そんな中でも、私が不思議に思ったことがあります。一応、船橋市議会50人全員に等しく質問する機会は与えられているはずなんですが、配布された質疑順序を見ると、5日間という質疑期間の中で、質問する議員は37人。13人足りないんですよね。

生意気言ってもいいですか?

議員なのに、定例会で、しかも、予算を決める重要な年初の定例会で質問しないというのはどうなのだろう?何のために議員をやっているんだろう?と思ってしまいました。

もちろん、本当は質問できる議員の人数が限られているのかもしれませんし、所属する会派の事情とか、私のような素人にはわからない事情があるのかもしれません。しかし、しかしですよね。議員の最大の見せ場である議会ですからね、それをやらんとは。。。

2.そして、欠席している議員と遅刻してきた議員。こちらも何か事情があったのかもしれませんが、信じられない!

確かに、今日も傍聴席には6人・・・。午後なんて4人しかいませんでした。我々市民がしっかり見ていないという責任もあると思います。しかし、定例会を休んだり、遅刻してくるというのは・・・。

また、生意気言ってもいいですか?

「市民もなめられたものだな」と思ってしまいました。

{3532802A-798B-4A72-BA6D-64364FCEB7DE:01}



【勉強になったこと】
最後に、今日の質疑を傍聴させてもらって、勉強になったこと(自分はこうしようと思ったこと)を綴って最後といたします。

一言にすると、市民が「面白い!」「また見に行きたい!」と思うような議会にするということです。もちろん、ただエンターテイメント的に面白ければいいということではありません。市民に分かりやすく、議員の特色が出て、しかも、内容が知的好奇心をくすぐられて面白い。そんな議会がいいですよね。

そのために議員ができること。

それは、「建設的な質問をすること」に尽きると思います。
執行部(市長を筆頭とする役所)側が、こう答えるだろうと簡単に予想できるような質問はいらない!「提案型の質問」がいいのではないかと思います。そして、できれば、対案を提示する。これができれば、執行部にも参考になり、まさに議員と執行部でより良い議案を作っていけると思うのです。これこそ、建設的な質疑ではないでしょうか。

そのためには、議員は一生懸命勉強すること。議員が自分で調べた情報、足で取ってきた情報、市民から受けた声・・・。自身の質問にこういう要素をしっかり入れ込めれば説得力がありますよね。また、当然ですが、十分な準備をして質問に臨むことだと思います。質問内容をしっかり理解し、原稿など読まず、暗記してしまうくらいがちょうどいいのではないでしょうか。

こんな偉そうなことを言いましたが、まさに、「言うは易く行うは難し」です。
とても難しいことだと思います。
しかし、今日の議会を傍聴して、自分はそういう議員になろうと心に誓いました!
ホント、今日も傍聴に行って良かったです!とても勉強になりました!

さぁ、皆さんも議会へLet's Go!!

2013年3月5日 石川亮(いしかわりょう)