{7D05F129-255F-4B13-BAAA-9200DD041A2B:01}

皆さん、こんばんは!
今週、私は、大学院の授業で、ベーシック・インカム(BI)に関する本を読みました。

BIというのは、「無条件で万人に対して個人単位で与えられる収入であり、資力調査や就労要件を伴わないものである」というのがその定義です。

想像してみてください!
日本国民であれば、老若男女かかわらず、何の条件も無しに、一人頭、毎月10万円ずつもらえる。このお金は当然何に使っても自由。

これがBIです。

反対する人はこう言います・・・・・
1.「いやいや、税源はどうするのよ?どうせ税金から取られるなら一緒だろ。そもそも日本の税収じゃトータルでBIにかかる金をまかなえないよ!」
2.「自分が頑張って稼いだお金を、何もしない人に取られるみたいじゃない!やる気なくなるわ。」
3.「社会にまったく働かない人を増やすだけのダメ人間製造政策じゃないの?」
4.「これまでにBIを実施した国って一つもないんでしょ?夢物語でうまくいかないってことよ!」
5.「資本主義の原則に反するよな・・・。社会主義みたい。」
6.「日本で働いている外国人には給付するの?そこらへん曖昧じゃね?」

賛成する人はこう言います・・・・・
1.「いや、10万円という額では生活するだけで精一杯の金額だ。毎日をもっと楽しく過ごしたかったり、贅沢したければ、みんなもっと働くでしょ。」
2.「何をしていても毎月決まったお金が入ってくることが保障されていれば、もっと人生、色んな事にチャレンジしたくなるよね!」
3.「生活に余裕ができるから、政治や行政、まちづくりにも関心が持てそう!」
4.「私は今、子育て中の専業主婦だけど、毎日の家事とかにも対価を認めてもらえたようで嬉しいわ!」
5.「BIができれば、年金とか生活保護とか、失業保険とか、これまでの制度がいらなくなるから、その財源を活かしたり、消費税をもっと上げればBIの財源もやりくり次第でどうにかなるんじゃないか?」
6.「歳をとったお父さんやお母さんの心配をしなくてすむようになるわ。」
7.「収入が保証されているなら、子どもを作ろうかしら!」

さて、皆さんはどうお考えになるでしょうか?

2013年12月21日 石川亮(いしかわりょう)