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皆さん、こんばんは。
なんか毎日寒いですね。風邪などひかぬようお気を付け下さい。

先週、大学院の先生よりお借りした、今話題の本「原発ホワイトアウト」を読み終えました!現役キャリア官僚による原発告発小説ということで、すでに十万部以上売れているという話題作のようです。

若杉冽(わかすぎれつ)さんという名前は、もちろん偽名ですが、すでに霞が関の中では、その正体は誰かということで犯人捜しが始まっているという内容のテレビ番組を見ました。

霞が関や電力会社、そして永田町を知りつくした現役キャリア官僚だからこそ書けるのであろうかなり詳細で具体的なストーリーには、現実のことではなかろうか?と思わせる要素が満載です。

現実の原発再稼働も、まさにここに書かれているような筋書きで進むのではないかと思わせるようなリアルな感じです。再稼働後のことについては、本当にこうなるのかな?とチョット信じがたい描写も多々ありましたが、とにかくリアリティー溢れる読み物として、言葉は不適切かもしれませんが、「興味深い」一冊でした。

一読にお勧めの一冊です!
それにしても、電力会社ってあんなに力があったんだ・・・。

2013年12月18日 石川亮(いしかわりょう)