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日本でも「もしドラ」(「もしもしドラえもん」ではありませんよ!そんなつまらんこと言ってないで先に進めという感じでしょうか?・・・)で有名な経営学者のピーター・ドラッカー氏は、1947年に書いた『産業人の未来』という本の中で、「社会とは、一人ひとりの人間に対して「位置」と「役割」を与え、社会としての基本的枠組み、目的と意味を規定するものだ」と書いています。そして、それらを与えられる社会が「機能している社会」だとも述べています。

そして、フランスの社会学者ピエール・ブルデューに、「もっとも希少なもの、すなわち、承認、敬意といった人間の存在理由を与えてくれるから、社会は重要なのだ」と言っています。続けて「他者に必要とされているという感覚、あるいは他者の関心の対象となっているという感覚、さらには誰かが自分を待っているという感覚こそが、自らの重要性を実感するうえでもっとも有効だ」と述べています。

私もそうだと思うのです。社会の中で、自分の「位置」や「役割」があること。さらには、人から必要とされている感覚、生きがいややりがいの存在。こういったものが私自身の生きる力、頑張る力の源になっています。

一人でも多くの市民が、地域において「位置」や「役割」、いきがいややりがい、そして「他者から必要とされている感覚」を持てるような社会にしたい。そう思うんですよね・・・。

じゃあどうやって実現するか?

それを考えるために大学院で勉強しています。卒業するまでには、自分なりの一定の答を用意します。

写真は、久しぶりの早稲田大学の様子。建物の工事が急ピッチです。大きくて高い建物が多いな~。。。

2014年1月7日 石川亮(いしかわりょう)