今日の千葉県船橋市はとても暖かいですね!私は最近、高校生以来、図書館に足繁く通って読書をしています。せっかくできた時間なので、ここぞとばかり本を読んで勉強しておこうと思っています。毎日を無駄に過ごさないように心がけています。

 さて、今回読んだ本が、今回のブログタイトルの通り「ネット活用選挙の手引き」(著者)駒井健太郎/鈴木雅博、(監修)世耕弘成/石井登志郎 です。

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 先日、ついにネット選挙が解禁され、今後WEB上での選挙戦も本格化してくることと思います。その時代の波に乗り遅れないようにするためにも是非読んでおこうと思って購入しました。

 著者によると、ネット戦略の基本原則は以下の3点で「連動性」、「双方向性」、「拡散性」ということ。「連動性」は、ネットの運用と政治活動を結び付けてこうかを相互に高めようとする考え方。タウンミーティングや演説会等のイベントの告知や報告を行うということです。「双方向性」とは、政治家と有権者が同じ立場で情報や発言のやり取りを行うという考え方。最後の「拡散性」とは、ネット上で興味を持ってくれた人を、さらに強力な支持者になってくれるよう誘導することだということです。私は、この3点の中でも特に「双方向性」に重点を置いて今後活動していきたいと思いました。

 演説会やタウンミーティング、チラシやビラ等の紙媒体でも、大抵の場合、政治家による発信というのは政治家から有権者への一方通行になりがちだと思うのです。それをインターネットというある意味ユーザーなら誰もが平等、同じ立場の環境で、お互いに意見や質問を交わすことができる。しかも、タウンミーティングや演説会の場に行かずとも手軽にできるのです。私のようなまだ政治家にもなっていない人間にとって、これはとても貴重な機会なのです。著者も指摘している通り、Twitterがこの双方向のコミュニケーションという意味で、かなり大きな役割を果たしています。私の場合、知名度もなく、まずフォロワーを集めなければこの「双方向性」も実現できないのですが…。

 本書では、かなり具体的・実用的にネット戦略が論じられています。まず、一番大切なものは自身のホームページ。このホームページが、ネット上での自身のスポークスマンになるというのがポイントです。WEB上の選挙事務所という言い方がなされていました。ここを見れば石川亮の全てが分かるという内容にしなければならない。ブログも、SNSも、Twitterも、Youtube等の動画サイトも、全て自分のホームページ(本丸)にユーザーを導くためのツール。実は私もこの本を読んで、ブログやTwitterを始めたのですが、肝心のホームページがまだない!!一刻も早く作りたいと思っているのですが…。しかし、ホームページは石川亮のスポークスマン・選挙事務所という重要な役割をもつものであるからこそ、生半可なものは作れないのです!デザイン等もさることながら、その内容です。ここでの書き込みや内容にはそれ相応の責任が伴うのです。

 ネット献金のページにも注目しました!インターネット上で有権者の皆さまに献金を募る。米国ではすでに当たり前の手法で、オバマ大統領は、ネット献金により約640億円(小口献金が9割を占めるといいます)も集めたんだそう!我が国では献金に関してルールがあり、住所、氏名等が明らかになっていないといけないので、そのあたりが明らかになりずらいネット献金はまだまだマイナーです。とある衆議院議員が試みたことがあるそうですが、1か月で980円しか集まらなかったそうです。オバマ大統領への献金額とは比べものになりませんね…。

 とにかく私の課題は、なるべく早く自分のWEB上の選挙事務所であるホームページを立ち上げること。このブログやTwitterの最後にURLがくっついてきたら「ああ、できたんだな」と思ってください(笑)。頑張ります!!

 最後に、本書のコラムに書いてあった「思わずしらける選挙戦」について。2009年8月の衆議院議員選挙に向けて、TOKYO FMが若者を対象に「思わずしらける選挙戦」についてアンケートを実施したそうです。それによると、上位は、(1)候補者名を連呼する選挙カー(55.5%)、(2)電話での投票依頼(53.9%)、(3)候補者の「涙の訴え」(45.7%)。他にも、「『本人』と書かれたタスキ」、「庶民感覚」、「ママさんパワー」、「若さで勝負など、お金持ちでない、若さや女性を売りにした態度もNGだそうです。要するに「押し売り」に対する嫌悪なのでしょうね。

(1)「候補者名を連呼する選挙カー」に関しては、私の感覚でも、確かに不毛な感じがしますが、私のような知名度の無い候補がなんとか名前だけでも覚えてもらうようにするためには、やはりやらざるを得ないかなと考えています。
(2)「電話での投票依頼」に関しては、私も迷惑以外の何物でもないと考えます。だってそうですよね?忙しいときにそんな電話かかってきても、うっとうしいだけですよね?絶対やらないと思います。
(3)「涙の訴え」。残念ながら、私が泣いて頼んでも気持ち悪いだけだと思います(笑)。お涙頂戴になる選挙というのは、候補者が何か勘違いをしているんだと思います。政治家しか仕事が無いから、政治家でいられなくなると何もできないから、政治家でなければならないんですよね。私はそれは違うと思います。これは自分のための選挙です。
(4)「本人と書かれたタスキ」はダメですか~!!ちょっとショックですね。なぜダメなんでしょうね。見た目がださいからでしょうか?選挙ごっこに見えてしまうからでしょうか?

【おまけ】
 昨日の昼食は「三代目麵処 まるは 極」の地鶏ホタテ塩らーめん。上品な味で美味しかったです!


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