皆さま
こんにちは
休暇中のインド チェンナイからお届けいたします。
あなたの未来を予約するの手帳ライフコーディネーター青木千草です。
お休みなんだから、休めばいいのにいつもよりも更に記事をかきたくなるとゆー、天邪鬼な私。
休みだからこそ心の余裕がそうさせるらしい。
さて、
今日はねー。
朝食ブュッフェをいただきながら、ふと思い出した話があります。
毎朝、ホテルで美しい朝食をいただいておりますが、
あまりお腹が空いてなかったので本日はフルーツだけをいただきました。
必要だと思うものを
必要なだけいただく。
これ、実はヨガの哲学の中の【アパリグラハ】という考えに属します。
不貧 と書いてる本が多いですが、つまり
むさぼらないこと。
ま、わかっちゃいるけど難しいですよねー。
目の前に山盛りのご馳走があると特に。
ちなみに、ここのホテルの朝食ブュッフェは種類も多くて贅沢な品揃えです。
焼きたてのパン
ディニッシュパン
プディング
マフィン
フルーツ
生野菜
ハム
チーズ
フレッシュジュース
トースト
グルテンフリーのパンもご用意！
卵料理は、オーダーしてからシェフが作るタイプのやつで
オムレツからエッグベネディクトなんでもオーダー可能。
からの、
南インド料理も品揃えバッチリ。
イドリー
サンバル
ドーサ
ビリヤニ
などなど。
他、
パンケーキ
ワッフル
などもオーダーしてから作ってくれます。
しかも、ウェイターの人がひきりなしに
「マダム、何か飲み物をお持ちしましょうか？」
「卵料理はいかがですか？」
「サウスインディアンフードのこちらは食べましたか？」
と、聞いてくれるのでお世話されっぱなしのマダム気分が味わえます。
日本だとおそらく4千円相当だと思うんですよね。
ここの朝食ブュッフェ。
(こちらは違う日のもの)
今日の問いは、
自分が4千円のブュッフェに行った時に
フルーツだけで辞めれますか？
って話。
私も、昔は何言ってんの、元取らないでどおするの！！
精神で、ブュッフェに来たらとりあえず全種類とか行かないと気が済まなかった。
でも、もうそれは20代の話。
どんな高級ホテルの朝食ブュッフェに行っても、私はいつも体に聞くようにしてます。
「今日は何食べたい？」
って。
だから、今日みたいにフルーツだけの日もあるし、
味噌汁だけの時もあります。
食べなきゃ損！
って思う気持ちは、めちゃくちゃわかりますよ。
(主婦の皆様、そうですよね。大事な家計から出資するお金ですから。)
でも、
食べ過ぎて気持ち悪くなったり、
ブュッフェで取りまくって、食べきれないのに
次の人の分がなくなるまでぶん取るとか、
美しい女性のすることではありません。
エレガントな女はむさぼらない。
何十種類の豪華なブュッフェであっても
必要な分を必要なだけいただく。
これが出来る人は、カルマからも解消されると言われていますよ。
わかりやすく言うと、徳を積めるってことです。
でも、間違っても、
「ホラ見て！！
私、フルーツしかよそってないでしょ！
むさぼるあんた達とは違うわよ！」
なーんて気持ちで、本当は食べたいくせに偽エレガントを装ってはいけません。（笑）
それでは逆に業を増やします。
来世、自分が苦難に満ちることでしょう。
カルマとは徳を積めば、それだけ自分に良きことが返ってきます。
業を増やせば、それだけ自分に悪いことが返ってくるという考えです。
あくまで、自分の体を考えて
自分を大事に扱えば、むさぼることはないわけです。
ヨーガスートラでは、アパリグラハを守れば
『アパリグラハがゆるぎなくなると、人生の目的が照らし出される。』
と言われています。
これがアパリグラハの教えです。
なーんか真面目な会になりましたね！（笑）
みんなもブュッフェに行くときは、これを思い出してくれたら嬉しいですわ。