$MICAの霊的通信-ガンガジ


こんにちはMICAです。

ガンガジのリトリートから戻り、NYにいらしていた奈良裕之さんのワークショップのお手伝いを終え、今パークスロープの家で読みたいものに目を通しまったりしています。幸せな時間です。

ガンガジ、すご~~~く良かったです。

はるかさんという方がガンガジのテープを日本語に訳してくれているのでそれを読んでみてください。

あなたの状態がいかように変化してもいつも変わらずにここに在るのは何ですか


ガンガジの話していることはいわゆるインドのアドヴァイタ(非二元)の教えそのものなのですが、なんというかアメリカ人特有の自分に引き寄せて簡単になんでも表現しちゃう能力、、、とでもいうのでしょうか、、、なかなか理解しにくいポイントを対話式で説明してくれつつ、日常のことを話しながら、いつのまにか自分の本質を体験させてくれます。

つまり「自分でハッキリしていなかった事にすら気づけていなかったポイント」がクリアになります。

これは私にだけではなくみんなに起きていて、リトリート3日目くらいには「アハーモーメント(Aha moment)の嵐でした。(^^)

彼女はミシシッピー生まれのアメリカ人女性で離婚や子育てを体験し、鍼灸師であったり、60年代にドラッグなどもしてたりして、ヒッピー的な人なんですね。ハワイに住んでみたり、今一番自分に必要な物や事、より良い自分になるためにありとあらゆることやものを試してきた人です。ご自分でもおっしゃってましたが、ニューエイジの申し子だったんですね、とても優等生な。もっともっと自分を良くしようとしていろいろ求めて、それに真面目に取り組んでいたワケです。

で、ある時、彼女のパートナーのイライによってプンジャジ(ラマナ・マハリシのお弟子さん)に出会います。そして自分がはじめから真我(本質)であったことに気づくんです。つまり、全てはじめから持っていた、何も外からなど必要な物はない、と。

それから彼女は20年以上、世界中をプンジャジによって導かれた、はじめから自分は真我であり静寂であるということをいろいろな人に体感してもらうべく活動を続けています。

私はガンガジを知ってまだ浅いんです。でもとても不思議な出会いをしました。

2010年、去年の夏でしたが、毎日、何故かユニオンSQにあるABC HOME &CARPETに足が向き2週間程通ったことがあります。本当になんでかわかりませんでした。なにを買うでもなく、毎日行かないと気持ちが落ち着かないので、取りあえず毎日行ってました。そうして見つけたのがガンガジのYOU ARE THAT(本)です。このお店は洋服やアクセサリー、家具、食器などが中心で本なんてちょこっとしかないのですが、そこに彼女の本があったんです。でも私は、アメリカ人女性がインドの教えを書いた本に全く興味がなかったので、一度手に取ったものの買わないで帰りました。しかし翌日また足が向いてその本を手に取り、表紙をあけたところにラマナ・マハリシ(前に感想が途中になっているラメッシ・バルセカールの師匠の師匠でもあります)の写真があり「これを探してたんだ」と直感し、その日からABCに通わなくなりました。

それが去年の7月です。それからというもの彼女に会おうとしたのですが、なかなか会えずにいて、この9月にやっと会えたのです。5日間のリトリートでした。でも、それまでの間に、インドに導かれ、プンジャジのお弟子さんだった方々に会え、お話が聞けたり、日本でもNYでも出会いがたくさんありました。

ガンガジにあったのは、完璧なタイミングでした。本当に必要だった事をスポンジのように吸収したと自分でも思います。感覚としてわかっていた事が、しっかりとまるで何か物であるかのように感じました。それは何かといいますと、、


私は静寂そのものでした。


ただそれだけです。。ただそれだけなのですが、ありとあらゆるワークを受け、自分を受け入れ、楽になった私がいたこのタイミングで話が聞けたのは本当に良かったと思います。


その「楽になった私」すら、エゴだったので。(;^ω^A

この「楽になった私」を、自分では無色透明のように感じていました。でも違ったんです。まだ色がついていました。


それは急に起こりました。3日目の朝の瞑想時に、その自分にしがみついて価値を感じている自分を発見し爆笑しました。だってその私ったら本当に必死だったんですから。しがみついて自分に価値をつけようと踏ん張ってました。σ(^_^;) それに気づいた後、私は空間というか胸の辺りがとても広く感じました。そこは静寂そのものでした。


そして、いまいちピンとこなかった死の恐怖というのが「その自分の死」であることを体感し、モヤモヤがなくなりました。死ぬ存在なんてどこにもありませんでした。。。


私はこれまで、たくさんの人にかかわってもらい、愛を受けてきました。
その愛がなければ、私はきっとスポンジになれなかったでしょう。


本当に感謝です。。。。

ガンガジ・ファンデーションの方のお話では11月に日本で通訳を付けたビデオ・カンファレンスを行うかもということでした。邦訳に「ポケットの中のダイヤモンド」というのがありますが、絶版です。でも近いうちに彼女の本がまた日本語になりちょっとしたブームになるのではと思ってます。



この2011年は私にとって忘れられない年になりました。英語がどうしても苦手だったのですが、これでお尻に火がつきました。やるぞ~~~!



ありがとう。。ガンガジ。



読んでくれてありがとうございました。

MICA 合掌