お茶を習い始めて

半年近くになるんですが、

 

 

習い事の続かない私にしては珍しく

すごーく楽しく続いています。

(これまでやめたものは数知れず…)

 

 

じゃあもっと早く

始めればよかったじゃーん!と

頭の中からイジワルな声が

聞こえることもあるんですが、

 

 

私はこれって、歳を重ねた

今だからこそ楽しいんだよね

と、思っているのです。

 

 

 

だって若いときって、誰でも

エネルギーが騒々しくって

散漫ですよね。

 

 

だから、動きの派手なものや

エネルギッシュなものに

惹かれがちですし、

 

 

お茶みたいに、場合によっては

3時間も正座なんてムリ!!

だったと思うんです。(私は笑)

 

 

 

それ以外にも、

お軸の字がミミズの

のたうちにしか見えないとか、

 

 

床の間のお花は

その辺の雑草に見えるとか、

 

 

きっと若い時の私には

地味〜としか思えない部分も

沢山あったんじゃないかなと。笑

 

 

 

 

いまお茶をしていて楽しいのは、

じっとお茶だけに集中していると

ある時「あ、そういうことか」と

ふと気づく瞬間があるんです。

 

 

 

静かに、雑味を消していくと

そこに「ある」ものが

見えてくるときがあります。

 

 

 

自分には「ない」からと

無理に外に探しに行ったり、

 

 

やたらと動き回ったりしなくても

 

 

自分の中に

「ある」ものを探したい時は

 

 

ただ目の前の何かに集中して

心の波を消していくだけで

いいのかもしれませんね。

 

 

 

「ある」ものを見る力って、

静けさや地味な時間にこそ

養われるのかもしれません。

 

 

 

今日はそんなことを、ふと

感じた一日でしたにっこり



 


望月アコ プロフィール

 

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